トヨタ クラウン 新型のコネクティッド機能をぜんぶ解説
■コネクティッドカーって何ができるの?
「コネクティッドカー」あるいは「コネクテッドカー」という言葉が、最近よく聞かれるようになった。自動車業界内のキーワードとしてだけではなく、新聞やテレビなど、ふだん目にするマスメディアでも時おり取り上げられている。
しかし、コネクティッドカーという言葉の意味は理解していても、実際にどのようなメリットがあるのかは、あまり知られていないように思う。そんなところへ登場したコネクティッドカーが、トヨタの新型『クラウン』であり、『カローラスポーツ』だ。
同車の新車発表会は、「THE CONNECTED DAY」と銘打たれ、豊田章男社長と友山茂樹副社長が並んで登場し、二人がコネクティッドカーに対する想いを語り合い消費者に問いかけるといった、トヨタの新車発表会としては異例と言えるほど力の入ったものだった。
それもそのはず、トヨタは世界中の自動車メーカーに先駆けて、DCM(データコミュニケーションモジュール)と呼ばれる通信モジュールの全車標準搭載、つまり、全車コネクティッドカー戦略を打ち出しており、その第一弾となるのがクラウンであり、カローラスポーツであるからだ。
ではいったい、トヨタのコネクティッドカーには何ができるのか。新型クラウンのコネクティッド機能を、すべて紹介したいと思う。
■「安心・安全」と「快適・便利」を実現する機能
新型クラウンの数々のコネクティッド機能は、大きく2つにわけることができる。ひとつは「安心・安全」に関する機能群、もうひとつは「快適・便利」に関する機能群だ。
まず、安心・安全を実現する機能群について紹介しよう。
●eケアコールセンターは24時間対応
安心・安全を提供する機能群は、車両の故障や運転に関するデータを通信によってセンターと同期し、必要に応じて遠隔でサポートしてくれる各種機能となる。
例えば「eケア走行アドバイス」という機能は、クルマに異常が発生した場合、車両データから車両の状態を遠隔で診断し、オペレーターが電話を通じてドライバーに対してアドバイスを行う。また、販売店への入庫が必要な場合は、担当販売店、または近くの販売店に誘導するというものだ。
注目すべきは、eケアコールセンターは24時間365日稼働しているという点。例えば、深夜に山間部をひとり走っているとき、見慣れない警告灯が点灯したら…。eケアコールセンターの存在は、きっと心強く感じるはずだ。
また「マイカーSecurity」では、ドアやトランクの開閉やハザードランプの点灯状態などをスマートフォンで確認することができ、遠隔でドアロック、ハザードランプ消灯のリモート操作も可能となる。
●緊急時の1分1秒は生死を分ける
安心・安全を文字通り提供する機能が「ヘルプネット」だ。以前からトヨタでは高級車を中心に提供している機能で、エアバッグの展開と連動して自動的に緊急通報がなされるもの。
衝突時の車両データから乗員のダメージを瞬時に解析し、消防本部に送信、消防本部で重症確率が高いと診断される場合はドクターヘリ等が出動し、医師が現場に直行し救命サービスが迅速に行われる。
これは、重大事故時の生存率が、経過時間にともなって大きく低下するという事実をふまえ、一分一秒でも早く負傷者を救出するというコンセプトに基づいてサービス設計されている。
●走行距離だけではなく運転特性で割引する保険
新型クラウンのコネクティッド機能のひとつに、「トヨタつながるクルマの保険プラン」がある。これはどのような自動車保険なのだろうか。
これまでにも、走行距離が短ければ、それだけ事故を起こす確率が低くなる、という前提に基づいて保険料を割引する自動車保険は多数販売されてきた。”Pay As You Drive”(走った分だけ払う、の意味)の頭文字を取って、PAYD(ペイド)と呼ばれている。
しかし”つながるクルマ”の保険は、走行距離だけではなく、そのドライバーの運転の特性によって保険料を割引する。これは、ドライバーの走行データを通信でアップロードし、分析することによって実現される。コネクティッドを活かしたものだ。
”運転の傾向”に応じて割引率を算出するので、より高い割引率が実現できる自動車保険は、PAYDに対して、”Pay How You Drive”(運転の仕方に応じて払う、の意味)、PHYD(ファイド)と呼ばれている。
クラウンやカローラスポーツは、PHYDの認知度が広がるきっかけになるかもしれない。
■コネクティッドカーならではの「快適・便利」
快適・便利の機能のなかでは、やはり音声対話による二つの機能に注目したい。ひとつは、有人オペレーターとの対話による「オペレーターサービス」、もうひとつは、AIとの対話による「エージェント」だ。
オペレーターサービスは、以前からトヨタの高級車に提供されて好評を得てきた。発話ボタンを押してオペレーターと電話回線をつなぎ、目的地設定などができるという機能で、例えば「この周辺で駐車場のある和食の店に行きたい」などと話しかけると、オペレーターが候補を挙げ、店が決まったら、オペレーターがナビの目的地を遠隔で設定してくれる、というものだ。まるでコンシェルジュに相談しているような快適な使い心地で、一度使うとやめられない人も多い。
そしてもうひとつの「エージェント」。これはAIによる音声認識・対話機能によって目的地設定や天気などの情報検索ができるというもの。以前からクルマには音声認識機能は提供されてきたが、それらの多くは通信型ではなくローカルでの音声認識にとどまってきた。しかしコネクティッドクラウンにおいては、“通信型"の音声認識・対話機能が実装されている。
GoogleホームやAmazonアレクサで話題のAIスピーカーも、”通信型“”の音声認識・対話機能を搭載することで、サーバーのパワフルなリソースを活用し、高い認識率や対話能力で話題になった。もちろん新型クラウンのエージェントも、ローカル型の音声認識とはケタ違いの認識率を実現している。車載の音声対話機能に不満を持っていた人に、ぜひ一度試してほしい高性能ぶりだ。
●クルマに乗る前にスマホで目的地設定
車載ナビではなくスマホナビを使う理由のひとつに、目的地設定の手間がある。エンジンをかけてからでないと設定できないうえ、キーワード入力やカテゴリ検索が(スマホと比べて)やりにくいことも原因の一つだろう。
この課題を解決するのがLINEによる目的地設定だ。事前にLINEで目的地を検索しておけば、乗車したらすぐに出発することができる。もちろん走行中は車載ナビならではの見やすい画面や正確な自車位置で、快適にドライブすることができる。
地図の更新についても、コネクティッド機能によって常に最新の状態に維持され、またルート検索もサーバーとローカルの組み合わせとなり、豊富な渋滞情報を利用したルート案内を受けることができる。
■コネクティッド機能を体験する
実際に新型クラウンのコネクティッド機能を試す機会を得られたので、使い勝手を紹介していこう。試すことができたのは、以下の4つの機能だ。
●マイカーSecurity
マイカーSecurityは、スマートフォンのアプリでクルマの状態を確認し、必要に応じてクルマを遠隔操作できる機能。例えば、ドアロックやウインドウの状況、ライトを消し忘れていないか、スマートキーが車内にあるかどうか、などを、離れた場所から確認することができる。。
実際に体験してみて便利だったのは、スマートフォンからハザードを1分間点灯させることができる機能だ。広い駐車場でクルマを探すときに活躍してくれた。
●オペレーターサービス
以前から定評のあるトヨタのオペレーターサービス。新型クラウンでは、車載DCMのおかげで、ちょっとした待ち時間も感じないほど、よりストレスなく利用できるようになった。
そして気配り上手なオペレーターとのコミュニケーションは、本当に心地よく感じるもので、コンシェルジュとしても一流だ。よどみなく丁寧で気配りが効いており、いつ使っても感心するほど品質の高いサービスを実現している。まさにトヨタクオリティを感じられる部分だ。
●通信型ハイブリッドナビ
今回からサーバー側でのルート探索を一部取り入れた通信ナビとなった。サーバー型ならではのきめ細かく広範囲な情報を利用したルート探索は、これからの車載ナビに必須の機能になっていくだろう。
ルート検索の設定を「最速」にすると、ちょっとした渋滞も避けて通るルートをひくため、かえって複雑なルートになることもあった。ルート探索機能のブラッシュアップはサーバー側でも可能だと思われるため、今後の進化に期待したい。
●スマホで目的地設定
新型クラウンでは、クルマに乗る前に、スマートフォンで目的地を検索し、クルマに保存することができるようになった。使い方はこうだ。
まずLINEを起動し、「My CROWN」のとトークルームで、行きたい場所を入力する。するとまもなく、「お探しの場所はこちらでしょうか?」と場所の候補が届く。
目的地と合っていれば、ハイと応える。すると「目的地をナビにセットしますか?」と聞かれるので、ハイと応えると目的地が保存される。あとはクルマに乗り込み、Gメモリから保存された地点を目的地にセットしてナビを開始するだけだ。
文字を入力しやすいスマートフォンで、クルマに乗る前に目的地を探しておいて、出発前に手間をかけることなく、車載ナビで快適にドライブすることができた。
■まとめ:コネクテッドカーならではの安心・快適なドライブを実現
新型クラウンに試乗して感じたのは、コネクティッド機能によって、ドライブがストレスなく快適になっていることだ。
LINEとの連携機能や、音声対話エージェントによって目的地の設定に手間取ることもなくなった。また、常に最新の地図で案内してくれる車載ナビは、オンラインのルート検索にも対応し、渋滞情報を考慮した快適なルートで走ることができる。
そしてドライブの計画を変更するときも、音声対話エージェントやオペレーターが、走行中の目的地変更を上手にサポートしてくれる。そして安心感の背景には、いざという時にはサポートを受けられるeケアやヘルプネットの存在がある。
トヨタのフルラインナップ・コネクティッドカー第一弾となる新型クラウンは、派手な演出こそないが、実用的な機能向上を違和感なく実現している。長く使うほどその良さが感じられることだろう。
(レスポンス 佐藤耕一)
「コネクティッドカー」あるいは「コネクテッドカー」という言葉が、最近よく聞かれるようになった。自動車業界内のキーワードとしてだけではなく、新聞やテレビなど、ふだん目にするマスメディアでも時おり取り上げられている。
しかし、コネクティッドカーという言葉の意味は理解していても、実際にどのようなメリットがあるのかは、あまり知られていないように思う。そんなところへ登場したコネクティッドカーが、トヨタの新型『クラウン』であり、『カローラスポーツ』だ。
同車の新車発表会は、「THE CONNECTED DAY」と銘打たれ、豊田章男社長と友山茂樹副社長が並んで登場し、二人がコネクティッドカーに対する想いを語り合い消費者に問いかけるといった、トヨタの新車発表会としては異例と言えるほど力の入ったものだった。
それもそのはず、トヨタは世界中の自動車メーカーに先駆けて、DCM(データコミュニケーションモジュール)と呼ばれる通信モジュールの全車標準搭載、つまり、全車コネクティッドカー戦略を打ち出しており、その第一弾となるのがクラウンであり、カローラスポーツであるからだ。
ではいったい、トヨタのコネクティッドカーには何ができるのか。新型クラウンのコネクティッド機能を、すべて紹介したいと思う。
■「安心・安全」と「快適・便利」を実現する機能
新型クラウンの数々のコネクティッド機能は、大きく2つにわけることができる。ひとつは「安心・安全」に関する機能群、もうひとつは「快適・便利」に関する機能群だ。
まず、安心・安全を実現する機能群について紹介しよう。
●eケアコールセンターは24時間対応
安心・安全を提供する機能群は、車両の故障や運転に関するデータを通信によってセンターと同期し、必要に応じて遠隔でサポートしてくれる各種機能となる。
例えば「eケア走行アドバイス」という機能は、クルマに異常が発生した場合、車両データから車両の状態を遠隔で診断し、オペレーターが電話を通じてドライバーに対してアドバイスを行う。また、販売店への入庫が必要な場合は、担当販売店、または近くの販売店に誘導するというものだ。
注目すべきは、eケアコールセンターは24時間365日稼働しているという点。例えば、深夜に山間部をひとり走っているとき、見慣れない警告灯が点灯したら…。eケアコールセンターの存在は、きっと心強く感じるはずだ。
また「マイカーSecurity」では、ドアやトランクの開閉やハザードランプの点灯状態などをスマートフォンで確認することができ、遠隔でドアロック、ハザードランプ消灯のリモート操作も可能となる。
●緊急時の1分1秒は生死を分ける
安心・安全を文字通り提供する機能が「ヘルプネット」だ。以前からトヨタでは高級車を中心に提供している機能で、エアバッグの展開と連動して自動的に緊急通報がなされるもの。
衝突時の車両データから乗員のダメージを瞬時に解析し、消防本部に送信、消防本部で重症確率が高いと診断される場合はドクターヘリ等が出動し、医師が現場に直行し救命サービスが迅速に行われる。
これは、重大事故時の生存率が、経過時間にともなって大きく低下するという事実をふまえ、一分一秒でも早く負傷者を救出するというコンセプトに基づいてサービス設計されている。
●走行距離だけではなく運転特性で割引する保険
新型クラウンのコネクティッド機能のひとつに、「トヨタつながるクルマの保険プラン」がある。これはどのような自動車保険なのだろうか。
これまでにも、走行距離が短ければ、それだけ事故を起こす確率が低くなる、という前提に基づいて保険料を割引する自動車保険は多数販売されてきた。”Pay As You Drive”(走った分だけ払う、の意味)の頭文字を取って、PAYD(ペイド)と呼ばれている。
しかし”つながるクルマ”の保険は、走行距離だけではなく、そのドライバーの運転の特性によって保険料を割引する。これは、ドライバーの走行データを通信でアップロードし、分析することによって実現される。コネクティッドを活かしたものだ。
”運転の傾向”に応じて割引率を算出するので、より高い割引率が実現できる自動車保険は、PAYDに対して、”Pay How You Drive”(運転の仕方に応じて払う、の意味)、PHYD(ファイド)と呼ばれている。
クラウンやカローラスポーツは、PHYDの認知度が広がるきっかけになるかもしれない。
■コネクティッドカーならではの「快適・便利」
快適・便利の機能のなかでは、やはり音声対話による二つの機能に注目したい。ひとつは、有人オペレーターとの対話による「オペレーターサービス」、もうひとつは、AIとの対話による「エージェント」だ。
オペレーターサービスは、以前からトヨタの高級車に提供されて好評を得てきた。発話ボタンを押してオペレーターと電話回線をつなぎ、目的地設定などができるという機能で、例えば「この周辺で駐車場のある和食の店に行きたい」などと話しかけると、オペレーターが候補を挙げ、店が決まったら、オペレーターがナビの目的地を遠隔で設定してくれる、というものだ。まるでコンシェルジュに相談しているような快適な使い心地で、一度使うとやめられない人も多い。
そしてもうひとつの「エージェント」。これはAIによる音声認識・対話機能によって目的地設定や天気などの情報検索ができるというもの。以前からクルマには音声認識機能は提供されてきたが、それらの多くは通信型ではなくローカルでの音声認識にとどまってきた。しかしコネクティッドクラウンにおいては、“通信型"の音声認識・対話機能が実装されている。
GoogleホームやAmazonアレクサで話題のAIスピーカーも、”通信型“”の音声認識・対話機能を搭載することで、サーバーのパワフルなリソースを活用し、高い認識率や対話能力で話題になった。もちろん新型クラウンのエージェントも、ローカル型の音声認識とはケタ違いの認識率を実現している。車載の音声対話機能に不満を持っていた人に、ぜひ一度試してほしい高性能ぶりだ。
●クルマに乗る前にスマホで目的地設定
車載ナビではなくスマホナビを使う理由のひとつに、目的地設定の手間がある。エンジンをかけてからでないと設定できないうえ、キーワード入力やカテゴリ検索が(スマホと比べて)やりにくいことも原因の一つだろう。
この課題を解決するのがLINEによる目的地設定だ。事前にLINEで目的地を検索しておけば、乗車したらすぐに出発することができる。もちろん走行中は車載ナビならではの見やすい画面や正確な自車位置で、快適にドライブすることができる。
地図の更新についても、コネクティッド機能によって常に最新の状態に維持され、またルート検索もサーバーとローカルの組み合わせとなり、豊富な渋滞情報を利用したルート案内を受けることができる。
■コネクティッド機能を体験する
実際に新型クラウンのコネクティッド機能を試す機会を得られたので、使い勝手を紹介していこう。試すことができたのは、以下の4つの機能だ。
●マイカーSecurity
マイカーSecurityは、スマートフォンのアプリでクルマの状態を確認し、必要に応じてクルマを遠隔操作できる機能。例えば、ドアロックやウインドウの状況、ライトを消し忘れていないか、スマートキーが車内にあるかどうか、などを、離れた場所から確認することができる。。
実際に体験してみて便利だったのは、スマートフォンからハザードを1分間点灯させることができる機能だ。広い駐車場でクルマを探すときに活躍してくれた。
●オペレーターサービス
以前から定評のあるトヨタのオペレーターサービス。新型クラウンでは、車載DCMのおかげで、ちょっとした待ち時間も感じないほど、よりストレスなく利用できるようになった。
そして気配り上手なオペレーターとのコミュニケーションは、本当に心地よく感じるもので、コンシェルジュとしても一流だ。よどみなく丁寧で気配りが効いており、いつ使っても感心するほど品質の高いサービスを実現している。まさにトヨタクオリティを感じられる部分だ。
●通信型ハイブリッドナビ
今回からサーバー側でのルート探索を一部取り入れた通信ナビとなった。サーバー型ならではのきめ細かく広範囲な情報を利用したルート探索は、これからの車載ナビに必須の機能になっていくだろう。
ルート検索の設定を「最速」にすると、ちょっとした渋滞も避けて通るルートをひくため、かえって複雑なルートになることもあった。ルート探索機能のブラッシュアップはサーバー側でも可能だと思われるため、今後の進化に期待したい。
●スマホで目的地設定
新型クラウンでは、クルマに乗る前に、スマートフォンで目的地を検索し、クルマに保存することができるようになった。使い方はこうだ。
まずLINEを起動し、「My CROWN」のとトークルームで、行きたい場所を入力する。するとまもなく、「お探しの場所はこちらでしょうか?」と場所の候補が届く。
目的地と合っていれば、ハイと応える。すると「目的地をナビにセットしますか?」と聞かれるので、ハイと応えると目的地が保存される。あとはクルマに乗り込み、Gメモリから保存された地点を目的地にセットしてナビを開始するだけだ。
文字を入力しやすいスマートフォンで、クルマに乗る前に目的地を探しておいて、出発前に手間をかけることなく、車載ナビで快適にドライブすることができた。
■まとめ:コネクテッドカーならではの安心・快適なドライブを実現
新型クラウンに試乗して感じたのは、コネクティッド機能によって、ドライブがストレスなく快適になっていることだ。
LINEとの連携機能や、音声対話エージェントによって目的地の設定に手間取ることもなくなった。また、常に最新の地図で案内してくれる車載ナビは、オンラインのルート検索にも対応し、渋滞情報を考慮した快適なルートで走ることができる。
そしてドライブの計画を変更するときも、音声対話エージェントやオペレーターが、走行中の目的地変更を上手にサポートしてくれる。そして安心感の背景には、いざという時にはサポートを受けられるeケアやヘルプネットの存在がある。
トヨタのフルラインナップ・コネクティッドカー第一弾となる新型クラウンは、派手な演出こそないが、実用的な機能向上を違和感なく実現している。長く使うほどその良さが感じられることだろう。
(レスポンス 佐藤耕一)
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