トヨタ カローラスポーツ が「AE86」に変身?…SEMA 2018

新型トヨタ・カローラ・ハッチバック(カローラスポーツ)の「AE86」仕様車
トヨタ自動車の米国部門は10月30日、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー2018において、新型『カローラ ハッチバック』(日本名:『カローラスポーツ』)の「AE86」仕様車を初公開した。

AE86型『カローラレビン』と『スプリンタートレノ』は、1983年に発表された。1.6リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンを、1トンを切る軽量ボディに搭載し、最大出力は130psを引き出す。トランスミッションは5速MTで、FR駆動による車両を操る楽しさという点で高い評価を集めた名車だ。

SEMAショー2018で初公開されたAE86仕様車は、この名車AE86に敬意を示し、最新のカローラ ハッチバックをAE86仕様に仕立てるべく、MUSCLE TUNER AUTOMOTIVEがカスタマイズを行った。

目を引くのは、ボディサイドのラップフィルムによる黒いストライプ。当時のAE86に見られたツートンボディを再現する。ボンネットやルーフスポイラーも黒で仕上げられた。フロントバンパーには、「TOYOTA」のデカールが配される。カスタムビルドのエアロパーツは、アルミ製のフロントリップスポイラー、ディフューザー、サイドスカート、カナードなどで構成する。

燃料はナイトラスオキサイド(亜酸化窒素)システムに対応しており、室内のボタン操作でエンジンパワーを引き上げることができる。ブレーキは強化されており、専用のエグゾーストも装着された。タイヤは、ブリヂストンの「RE-71R」を履く。

(レスポンス 森脇稔)

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