トヨタ スープラ 新型、2019年割り当て分が完売…欧州仕様

トヨタ・スープラ新型(欧州仕様)
トヨタ自動車の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは3月1日、新型『スープラ』(Toyota Supra)の2019年の欧州割り当て分が完売した、と発表した。

新型スープラの欧州仕様車には、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力は340hp、最大トルクは51kgmを引き出す。トランスミッションは8速ATを組み合わせ、0~100km/h加速4.3秒の性能を実現する。

欧州仕様車には、全車に「アクティブディファレンシャル」を標準装備する。VSC(車両安定性制御システム)と連携しながら、電子制御多板クラッチによって後輪左右間のロック率を0~100の範囲で無段階に最適制御する。コーナー進入時は旋回性能と安定性を高くバランスさせたロック率を選択し、アクセルを踏み込んでコーナーを脱出する際は、ロック率を高め最大限のトラクション性能を発揮する。

新型スープラは2018年10月、欧州で先行予約受注を開始した。そして今回、2019年の欧州割り当て分の900台が完売した。

900台の新型スープラは今夏から、欧州での納車を開始する予定。トヨタモーターヨーロッパは、新型スープラのウェイティングリストは数千台。間もなく、2020年割り当て分の予約を開始する、としている。


(レスポンス 森脇稔)

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