MONET、オンデマンドバスの実証実験を横浜で実施へ

オンデマンドバス(イメージ)
ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資会社であるMONETテクノロジーズは、MONETの配車プラットフォームを活用したオンデマンドバスの実証実験を、3月19日から26日まで横浜市横浜市旭区若葉台エリアで実施すると発表した。

若葉台は、約6700世帯、約1万4000人が暮らす大規模な住宅団地があるエリア。さまざまな組織や住民グループが相互に連携し、子育て世代をはじめさまざまな世代が暮らしやすいまちづくりが進められている。一方、近年では高齢化が進んでいることもあり、地域のニーズに即した移動手段の拡充が検討されてきた。今回その一環として、MONETの配車プラットフォームを活用した、オンデマンドバスの実証実験を実施することを決定した。

今回実施する実証実験では、若葉台エリアの住民がモニターとして参加。スマホアプリから行き先や日時などを指定して予約することで、オンデマンドバスを利用できるサービスを検証する。車両はミニバンクラス1台を用意し、乗降車場所は、参加者が事前に設定した任意の場所(自宅など)に加え、コミュニティバス「わかば号」のバス停を指定できる。

今後MONETは実証実験の結果を踏まえ、オンデマンドバスの実証エリアや時間帯の拡大など、より便利なモビリティサービスの実現に向けて、横浜市をはじめ各所と連携して取り組んでいく。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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