トヨタ RAV4 新型、オフロード仕様「アドベンチャー」設定…3万2900ドルから

新型トヨタRAV4アドベンチャー
トヨタ自動車の米国部門は11月20日、新型『RAV4』(Toyota RAV4)に「アドベンチャー」を設定し、12月に米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、3万2900ドル(約372万円)と公表している。

新型RAV4のアドベンチャーは、オフロード性能を高めたグレードだ。ルーフレールや樹脂製のフェンダーエクステンションを装備。ドアミラーはブラック仕上げとし、フロントバンパーには、シルバーのアンダーガードを装着する。アルミホイールやブラックアウトのフロントグリルも専用デザインとして、力強さを演出した。このグリルは、燃費向上に役立つアクティブグリルシャッターが装備されている。

足元には、専用の19インチの5本スポークホイールと235/55R19タイヤを組み合わせた。専用のツートンボディカラーも設定する。インテリアは、「SofTex」素材を使用したモカ色の専用シートを用意した。ダッシュボードやセンターコンソールなどには、オレンジのアクセントをあしらい、遊び心を表現する。

また、新型RAV4アドベンチャーには、新開発の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を標準装備する。前後と後輪の左右駆動力を最適に制御するトルクベクタリング機構を導入することで、コーナリングや悪路走行時に、優れた操縦安定性とトラクション性能を追求した。また、2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて、燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も採用している。

(レスポンス 森脇稔)

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