年末の風物詩「トヨタGAZOOレーシングフェスティバル」、2019年も富士スピードウェイで開催 12月15日

2018年のTGRFの模様。
富士スピードウェイでのトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing=TGR)の年末恒例ファンイベントが今年も開催される。「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2019」の日程は12月15日、既に駐車券の販売が9月2日から始まっている(入場は無料)。

昨年は、年末というには少し早い11月下旬の実施だったTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL(TGRF)。悲願のルマン24時間レース初制覇達成と世界ラリー選手権(WRC)でのワークス復帰後初のマニュファクチャラーズ王座獲得という、大きな慶祝材料をもっての開催だったわけだが、今年2019年も、やはり祝い事多き開催になりそうな雰囲気だ。

今年の年頭には、トヨタ車が初めてダカールラリーの四輪総合優勝を達成。2020年大会に向けては、いまやTGRの“エース”といえるフェルナンド・アロンソが参戦準備中という新展開もある。WRCの2019年シーズンでは、マニュファク王座の逆転連覇にオット・タナクの個人王座獲得、いずれも達成の可能性充分の状況だ(残り4戦時点)。

ルマンを含む世界耐久選手権(WEC)に関しては、既にルマンを2年連続で制し、2018/2019シーズンのドライバー&チームの2冠も獲得。2019/2020シーズンも開幕戦1-2フィニッシュで発進した。そして国内戦線でもSUPER GT/GT500クラスではレクサスLC500勢が2年ぶりとなる王座奪還へ向け、優位を築いて2019年シーズンを戦っている。

ちなみに年跨ぎ制シーズンのWECは、TGRF 2019の前日=12月14日が2019/2020シーズン第4戦バーレーンの決勝日の予定(現地土曜決勝)。時差等を考慮すると、鮮度の高い祝報が届いたなかでのTGRFデーとなる可能性も高そうだ(今季から稼働のサクセスハンデキャップ制の影響が未知ではあるが)。

TGRF 2019は入場無料。駐車券に関しては、「指定駐車券(P6、P12、P13)」「四輪駐車券」「二輪駐車券」が9月2日からローソン、ミニストップ及びローチケ.comにて発売中だ(指定3400円、四輪1700円、二輪900円)。いずれも定数に達した時点で販売終了(当日、場内駐車場が満車で駐車券がない場合は、場内での駐車不可)。

なお、富士スピードウェイでのもうひとつの年末恒例モータースポーツ系フェス、「NISMO FESTIVAL」は12月8日の開催が決まっている(チケット販売は10月1日~)。両イベントとも今後、開催に向けて参加予定ドライバー等の発表が順次行なわれていくものと見られる。

(レスポンス 遠藤俊幸)

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