レクサス LS、足回り改良で乗り心地を向上

レクサス LS500hバージョンL
レクサスは、フラッグシップセダン『LS』を一部改良し、10月3日より販売を開始した。

LSは1989年の発売以来、滑らかでパワフルな走りや圧倒的な静粛性・快適性など、高級車の新たな基準を作ったレクサスのフラッグシップセダン。2017年に登場した5代目では、セダンとして十分な居住性と斬新なクーペシルエットを両立したスタイリング、エモーショナルな走り、数々の先進技術の採用など、大きな変化を遂げた。

今回の一部改良では、FR車のショックアブソーバーにAWD車と同様の伸圧独立オリフィスを採用することで、減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など乗り心地を向上。また、ランフラットタイヤの補強層構造の最適化、AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)やリヤサスペンションマウントのチューニングにより、上質な乗り心地を進化させた。

ハイブリッド車の「LS500h」では、加速時のバッテリーによるアシスト量を増加させるとともに、アクセル特性を変更することで、駆動力と静粛性を向上。「エクスクルーシブ」では、後左席の足元空間や前方視界を広げたエンターテインモードや、操作性を高めたリヤマルチオペレーションパネルなどにより後席の快適性を高めた。

価格はLS500が999万6000円から1569万1000円、LS500hが1142万2000円から1711万7000円。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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