トヨタ、北米の生産体制を強化…イノベーションセンター設立

カムリを生産するトヨタ米ケンタッキー工場
トヨタ自動車(Toyota)の北米部門、トヨタモーターノースアメリカは11月4日、北米における生産体制を強化すると発表した。

トヨタは米国内の10工場などに、270億ドル以上を投資してきた。今回の発表は、2021年までに米国へ130億ドルを追加投資するという、トヨタのコミットメントに基づくものだ。

トヨタモーターノースアメリカは、北米における生産体制を強化する。具体的には、生産プロジェクトイノベーションセンター(MPIC)を設立する。これは、北米本社に設立される新しい組織だ。

生産プロジェクトイノベーションセンターでは、顧客のモビリティニーズへの対応を図るもので、モビリティの変革に関する戦略的な生産体制に焦点を当てる。 CASE(コネクティビティ、自動運転、カーシェア、電動化)テクノロジーの新基準を打ち立てることを目指す。

トヨタモーターノースアメリカは北米の15の工場において、新しい技術を取り入れた高度な生産体制の構築に取り組む、としている。

(レスポンス 森脇稔)

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