トヨタの攻めの姿勢、意欲を強く感じる RAV4…島下泰久【日本カーオブザイヤー2019-2020】
昨年の11月1日から今年の10月31日までに国内で販売された車種を対象に、“今年を代表する一台”を決める日本カーオブザイヤー。今年の第40回「日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020」で選ばれたのは、トヨタ『RAV4』。最終選考まで勝ち残った10台の中から1台を決める日本カーオブザイヤーで、国産車として3年ぶりの受賞となった。
日本カー・オブ・ザ・イヤーは選考委員の投票によって決定する。60名の委員がそれぞれ25点の持ち点を対象車10車種(10ベスト)のうち5車種に配点する。そのうち最も高く評価する車種に対して必ず10点を与える。10点を与える車種は1車種とする。2019-2020では、トヨタRAV4が436点でイヤーカーに選ばれた。『マツダ3』が328点で次点、3位はBMW『3シリーズ』セダン(インポートカーオブザイヤー)の290点だった。
自動車評論家の島下泰久氏は、受賞したRAV4に10点満点をつけた選考委員の一人。以下は、日本カーオブザイヤーHPに掲載された島下氏のコメント。
☆☆☆
ワイルドさを前面に出したデザインに、3種類の4WDシステムの設定など高い走破性を打ち出した新型RAV4は、SUVが一般化してきた市場で、敢えてSUVにしか実現できない楽しさ、ワクワク感を強くアピールしている。
思えば、四半世紀前にデビューした初代RAV4は、乗用車ライクなデザインと走りで、クロスカントリー4WDから派生したモデルに対抗する存在として登場したわけで、つまり同じ車名でありながら立場は180度逆転したと言っていい。
しかし、それはポリシーが無いわけではなくむしろ逆。つまりRAV4とは、4WDにこだわりながら市場や世の中を、敢えて違った視点や角度から見ることで、楽しさを提供するSUVなのだろうと、私は解釈した。
この鮮烈なコンセプト、そしてそれを確かに具現化したデザインや走りなどハードウェア、更には内容に対して買い求めやすいと言える価格に、トヨタの攻めの姿勢、意欲を強く感じ、今年を象徴する1台として相応しいと評価した。
☆☆☆
島下氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順)
トヨタ カローラ/カローラツーリング:4点
トヨタ RAV4:10点
ホンダ N-WGN/N-WGN Custom:1点
マツダ MAZDA3:9点
BMW 3シリーズ セダン:1点
(レスポンス 出典:日本カー・オブ・ザ・イヤーHP)
日本カー・オブ・ザ・イヤーは選考委員の投票によって決定する。60名の委員がそれぞれ25点の持ち点を対象車10車種(10ベスト)のうち5車種に配点する。そのうち最も高く評価する車種に対して必ず10点を与える。10点を与える車種は1車種とする。2019-2020では、トヨタRAV4が436点でイヤーカーに選ばれた。『マツダ3』が328点で次点、3位はBMW『3シリーズ』セダン(インポートカーオブザイヤー)の290点だった。
自動車評論家の島下泰久氏は、受賞したRAV4に10点満点をつけた選考委員の一人。以下は、日本カーオブザイヤーHPに掲載された島下氏のコメント。
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ワイルドさを前面に出したデザインに、3種類の4WDシステムの設定など高い走破性を打ち出した新型RAV4は、SUVが一般化してきた市場で、敢えてSUVにしか実現できない楽しさ、ワクワク感を強くアピールしている。
思えば、四半世紀前にデビューした初代RAV4は、乗用車ライクなデザインと走りで、クロスカントリー4WDから派生したモデルに対抗する存在として登場したわけで、つまり同じ車名でありながら立場は180度逆転したと言っていい。
しかし、それはポリシーが無いわけではなくむしろ逆。つまりRAV4とは、4WDにこだわりながら市場や世の中を、敢えて違った視点や角度から見ることで、楽しさを提供するSUVなのだろうと、私は解釈した。
この鮮烈なコンセプト、そしてそれを確かに具現化したデザインや走りなどハードウェア、更には内容に対して買い求めやすいと言える価格に、トヨタの攻めの姿勢、意欲を強く感じ、今年を象徴する1台として相応しいと評価した。
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島下氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順)
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トヨタ RAV4:10点
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(レスポンス 出典:日本カー・オブ・ザ・イヤーHP)
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