AIエージェント搭載のEV、トヨタ『LQ』…CES 2020に出展へ
トヨタ自動車の米国部門は、2020年1月に米国ラスベガスで開催されるCES 2020に、コンセプトカーの『LQ』(Toyota LQ)を出展すると発表した。
LQのデザインは、キャビンを前に出した未来的シルエットとした。車両中央にある「YUI」を起点に車両内外をシームレスに連続させる「INSIDE OUT」をデザインテーマとして採用する。ドアの下部もガラス面とすることで、ドア部分と車内空間がシームレスにつながるようにした。
YUIは、AI(人工知能)エージェントだ。乗員の表情や動作から感情や眠気などの状態を推定し、会話を中心としたコミュニケーションに加えて、覚醒&リラックス誘導機能付きシート、音楽と車内イルミネーション、空調とフレグランスなどの各種「HMI」(ヒューマン・マシン・インターフェイス)を用いて働きかけ、安全で安心、快適な移動に貢献する。また、シーンや嗜好に応じた音楽の選曲と再生、興味のある話題や施設情報を提供することで、移動自体を楽しむことをサポートする。
ヘッドランプに内蔵された100万個の微小なミラーの切り替えによって、複雑な図形や文字を路面に投影することができる「DMD」式ヘッドライトを装備した。ドライバーに路面状況を知らせ、他の車両とのコミュニケーションも可能にしている。
インテリアでは、エアコンの吹き出し口を乗員から見えない場所に配置する。これにより、インパネ周辺の凹凸が少ないシンプルな造形とした。また、センターコンソールは、新しい設計手法と3Dプリンター工法の組み合わせにより、強度確保と意匠に分かれていた構造を一体化し、目に見える支持構造体を減らすことで、先進的な車内空間を追求する。
ルーフやフロアマットの中にイルミネーション機能を搭載した。これにより、自動運転モードと手動運転モードで異なるカラーを点灯させることができる。
LQのパワートレインはEVだ。1回の充電での航続mは、最大300km程度、としている。
(レスポンス 森脇稔)
LQのデザインは、キャビンを前に出した未来的シルエットとした。車両中央にある「YUI」を起点に車両内外をシームレスに連続させる「INSIDE OUT」をデザインテーマとして採用する。ドアの下部もガラス面とすることで、ドア部分と車内空間がシームレスにつながるようにした。
YUIは、AI(人工知能)エージェントだ。乗員の表情や動作から感情や眠気などの状態を推定し、会話を中心としたコミュニケーションに加えて、覚醒&リラックス誘導機能付きシート、音楽と車内イルミネーション、空調とフレグランスなどの各種「HMI」(ヒューマン・マシン・インターフェイス)を用いて働きかけ、安全で安心、快適な移動に貢献する。また、シーンや嗜好に応じた音楽の選曲と再生、興味のある話題や施設情報を提供することで、移動自体を楽しむことをサポートする。
ヘッドランプに内蔵された100万個の微小なミラーの切り替えによって、複雑な図形や文字を路面に投影することができる「DMD」式ヘッドライトを装備した。ドライバーに路面状況を知らせ、他の車両とのコミュニケーションも可能にしている。
インテリアでは、エアコンの吹き出し口を乗員から見えない場所に配置する。これにより、インパネ周辺の凹凸が少ないシンプルな造形とした。また、センターコンソールは、新しい設計手法と3Dプリンター工法の組み合わせにより、強度確保と意匠に分かれていた構造を一体化し、目に見える支持構造体を減らすことで、先進的な車内空間を追求する。
ルーフやフロアマットの中にイルミネーション機能を搭載した。これにより、自動運転モードと手動運転モードで異なるカラーを点灯させることができる。
LQのパワートレインはEVだ。1回の充電での航続mは、最大300km程度、としている。
(レスポンス 森脇稔)
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