トヨタ、電動車の米国現地生産を拡大… RAV4ハイブリッド 新型を生産開始

米国ケンタッキー州のTMMKで生産が開始されたトヨタ RAV4 ハイブリッド 新型
トヨタ自動車の北米部門は1月8日、新型『RAV4ハイブリッド』(Toyota RAV4 Hybrid)の米国現地生産を、ケンタッキー州の「TMMK」(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー)で開始した、と発表した。

新型RAV4ハイブリッドには、直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンアトキンソンサイクルエンジン(最大出力176hp、最大トルク22.5kgm)にフロントモーター(最大出力118hp、最大トルク20.6kgm)、リアモーター(最大出力54hp、最大トルク12.3kgm)を組み合わせた新世代のトヨタハイブリッドシステムを搭載する。

システム全体で、219hpのパワーを引き出す。小型・軽量・低損失化技術と「TNGA」による新型2.5リットル「ダイナミックフォース」エンジンの高い燃焼効率と高出力とのシナジーにより、優れた動力性能や低燃費を追求した。

トヨタ自動車の北米部門は、この新型トヨタRAV4ハイブリッド車の米国現地生産を、ケンタッキー州のTMMKで開始した。TMMKは従来、電動車両として、『アバロンハイブリッド』、『カムリハイブリッド』、レクサス『ES 300h』を生産してきた。RAV4ハイブリッドの生産開始により、電動車の米国現地生産がさらに拡大している。

(レスポンス 森脇稔)

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