MONET、北陸新幹線新駅開業予定の越前市と次世代モビリティサービスで連携

MONET
福井県の越前市とMONETテクノロジーズ、福井鉄道の3者は2月14日、次世代モビリティサービスに係る連携協定を締結した。

越前市は、観光振興推進事業の一環で、2023年春に予定されている北陸新幹線南越駅(仮称)の開業までに実施するべき取り組みを盛り込んだ「越前市観光振興プラン」を策定。その具体的な取り組みとして、観光客の利便性向上を目的とした、二次交通の充実やインバウンド対策などの検討を進めている。

今回、次世代モビリティサービスに関する先進的な技術開発や実証実験を通して、誰もが安全で快適に移動できるまちづくりを推進することを目的に、連携協定を締結。訪日外国人の来訪者数増加が見込まれることから、3者は市内の駅や宿泊施設、観光地を快適に移動できるオンデマンドシステムを活用したモビリティサービスの実証実験を行っていく。

具体的には、2020年3月の土日に越前市を訪れた観光客のモニターを対象に、MONETの配車プラットフォームと多言語に対応したスマホ向けウェブアプリを活用したオンデマンドバスの試験運行(無償)を実施。ここで得た知見や実績を基に、運行形態や有償化などの検討を行っていく予定だ。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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