CarstayとMellow、モビリティで医療従事者支援…休憩スペースと食料を提供

モビリティで医療従事者支援 ~フード&シェルタープロジェクト~
CarstayとMellowは5月1日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最前線で闘う医療従事者を支援するプロジェクト「モビリティで医療従事者支援~フード&シェルタープロジェクト~」を開始すると発表した。

同プロジェクトは、キャンピングカーなど車中泊仕様の車両に特化したカーシェアサービス「バンシェア」を提供するCarstayと、フードトラックを介して食料を提供するサービスを展開するMellowが、両社の有するモビリティの強みを活かし、社会貢献活動の一環として立ち上げた共同プロジェクトだ。このプロジェクトには、トヨタファイナンシャルサービス、車のサブスクリプション事業を展開するKINTOが協賛。さらにデンソーも賛同している。

Carstayは、医療機関の空きスペースに休憩施設としてキャンピングカーやキャンピングトレーラーを配置。Mellowはキャンピングカーの周囲にフードトラックを設け、医療従事者に健康的な食事を無償で提供する。協賛会社のトヨタファイナンシャルサービスとKINTOは、Carstayの医療機関へのキャンピングカーなどの提供にかかる費用、Mellowの食材や交通費などを支援、デンソーはキャンピングカー内の除菌、消臭のために「車両用クレベリン」を無償で提供する。

新型コロナウイルス感染が拡大する状況下、医療従事者が休憩する空間は不足、人手不足と長時間にわたる医療活動後、医療施設の食堂が終了するなどが課題となっている。今回のプロジェクトにより、医療従事者の必要不可欠な休息スペース“シェルター"と食料“フード"の課題を解消する。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

[提供元:レスポンス]レスポンス