トヨタ ハリアー 新型 ついに実車プロトタイプを初公開!気になる進化のポイント[詳細画像]
まもなく発売されるトヨタの都市型SUV、新型『ハリアー』。去る4月13日、その概要や内外装デザインが明らかにされ、すでにその人気に火がついているが、今回実車のプロトタイプを撮影することができたので、40枚の写真とともに新型ハリアーの進化のポイントを紹介する。
1997年に登場した初代ハリアーは、SUV+高級乗用車=クロスオーバーSUVという新たな市場を開拓、都市型SUVとして独自のポジションを確立した。4代目となる新型ハリアーは、そのコンセプトを受け継ぎつつも「SUVという枠を超えて新価値を提供する」ことを目指し、「感性に訴える」クルマづくりを追求した。
ポイントは3つ。「スタイリッシュかつ逞しいシルエット」「心地よい室内空間と充実の先進装備」「優雅な乗り心地と静粛性」、つまり「見て・走って・乗って」その魅力を味わえるクルマということだ。
従来よりクーペフォルムを特徴とするハリアーだが、そのコンセプトはより研ぎ澄まされた。サイドからリアにかけて絞り込まれたデザインとすることでスタイリッシュかつよりスポーティなシルエットを実現。さらにサイドパネルには明確なキャラクターライン入れず、ゆるやかな曲面からリアのシャープな“折れ面”につなげることで躍動感と上質さを演出。新型ハリアーとひと目でわかる前後ランプのデザインも大きな特徴だ。
ボディサイズは全長4740×全幅1855×全高1660mmで、現行モデルから全長で15mm、全幅で20mm拡大し、全高は30mmダウンした。ホイールベースはプラス30mmの2690mm。低く伸びやかなエクステリアの理由が数値からも読み取ることができる。
インテリアは、ほど良い緊張感と安心感のバランスで、「凛とした心地よい居住空間を表現」したとしている。インパネまわりには柔らかなパッドをふんだんに用いて、乗員をつつみこむような演出を。さらに幅広く骨太なコンソールはSUVらしい逞しさを感じさせるものとした。シフトレバーまわりはスイッチレイアウトを工夫し、乗馬の鞍のようなたっぷりとしたデザインに。さらにパイピングオーナメントが大人のさりげないセンスを見せる。
また、従来の「ハリアーエンブレム」がフロントノーズから消えたことが話題となっているが、新型ハリアーではドアを開けた瞬間にそのエンブレムを見つけることができる。乗り込むたび、そして降りるたびに、オーナーは新型ハリアーの所有者であることを実感することになるだろう。
走行面においては「雅(MIYABI)」を掲げ、「上質・優雅・都会風」の乗り味をめざした。その走りを支えるのが、TNGAプラットフォームだ。同じトヨタのSUVでは、『RAV4』に先行して採用されているTNGAだが、その走りが目指したものは大きく異なるという。新型ハリアーでは特に「静粛性」にこだわった。
ドアを閉めた瞬間から走り出し、そして高速走行まで、あらゆるシーンでの静粛性を実現すべく、吸音遮音、制振材の効果的な配置をおこなった。エンジンルーム、フロント/リアライナーはもちろん、ドアまわり、フロア、室内とあらゆる部分に手を入れることで、ロードノイズ・会話明瞭度をレベルアップ。従来モデルはもちろんRAV4よりも「ひとクラス上のプレミアム感」を味わえるという。
パワートレインはすでに明らかにされている通り、2.5リットル・ダイナミックフォースエンジンを組み合わせたハイブリッドと、2.5リットル・ダイナミックフォースエンジンのガソリンをラインアップ。それぞれ2WDと4WD(ハイブリッドはE-Four)を用意する。最新の先進安全装備「Toyota Safety Sense」を全車標準としたことも目玉だ。
気になる価格は、発売時まで未公表。だが、まもなくその全貌が明らかになる。
(レスポンス 宮崎壮人)
1997年に登場した初代ハリアーは、SUV+高級乗用車=クロスオーバーSUVという新たな市場を開拓、都市型SUVとして独自のポジションを確立した。4代目となる新型ハリアーは、そのコンセプトを受け継ぎつつも「SUVという枠を超えて新価値を提供する」ことを目指し、「感性に訴える」クルマづくりを追求した。
ポイントは3つ。「スタイリッシュかつ逞しいシルエット」「心地よい室内空間と充実の先進装備」「優雅な乗り心地と静粛性」、つまり「見て・走って・乗って」その魅力を味わえるクルマということだ。
従来よりクーペフォルムを特徴とするハリアーだが、そのコンセプトはより研ぎ澄まされた。サイドからリアにかけて絞り込まれたデザインとすることでスタイリッシュかつよりスポーティなシルエットを実現。さらにサイドパネルには明確なキャラクターライン入れず、ゆるやかな曲面からリアのシャープな“折れ面”につなげることで躍動感と上質さを演出。新型ハリアーとひと目でわかる前後ランプのデザインも大きな特徴だ。
ボディサイズは全長4740×全幅1855×全高1660mmで、現行モデルから全長で15mm、全幅で20mm拡大し、全高は30mmダウンした。ホイールベースはプラス30mmの2690mm。低く伸びやかなエクステリアの理由が数値からも読み取ることができる。
インテリアは、ほど良い緊張感と安心感のバランスで、「凛とした心地よい居住空間を表現」したとしている。インパネまわりには柔らかなパッドをふんだんに用いて、乗員をつつみこむような演出を。さらに幅広く骨太なコンソールはSUVらしい逞しさを感じさせるものとした。シフトレバーまわりはスイッチレイアウトを工夫し、乗馬の鞍のようなたっぷりとしたデザインに。さらにパイピングオーナメントが大人のさりげないセンスを見せる。
また、従来の「ハリアーエンブレム」がフロントノーズから消えたことが話題となっているが、新型ハリアーではドアを開けた瞬間にそのエンブレムを見つけることができる。乗り込むたび、そして降りるたびに、オーナーは新型ハリアーの所有者であることを実感することになるだろう。
走行面においては「雅(MIYABI)」を掲げ、「上質・優雅・都会風」の乗り味をめざした。その走りを支えるのが、TNGAプラットフォームだ。同じトヨタのSUVでは、『RAV4』に先行して採用されているTNGAだが、その走りが目指したものは大きく異なるという。新型ハリアーでは特に「静粛性」にこだわった。
ドアを閉めた瞬間から走り出し、そして高速走行まで、あらゆるシーンでの静粛性を実現すべく、吸音遮音、制振材の効果的な配置をおこなった。エンジンルーム、フロント/リアライナーはもちろん、ドアまわり、フロア、室内とあらゆる部分に手を入れることで、ロードノイズ・会話明瞭度をレベルアップ。従来モデルはもちろんRAV4よりも「ひとクラス上のプレミアム感」を味わえるという。
パワートレインはすでに明らかにされている通り、2.5リットル・ダイナミックフォースエンジンを組み合わせたハイブリッドと、2.5リットル・ダイナミックフォースエンジンのガソリンをラインアップ。それぞれ2WDと4WD(ハイブリッドはE-Four)を用意する。最新の先進安全装備「Toyota Safety Sense」を全車標準としたことも目玉だ。
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