米トヨタ、ハイブリッド車向けトランスアクスル生産開始…北米初

トヨタとしては北米初となるハイブリッドトランスアクスルの生産をトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ウェストバージニア(TMMWV)で開始
トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は6月9日、トヨタとしては北米初となるハイブリッドトランスアクスルの生産を、「トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ウェストバージニア(TMMWV)」で開始した、と発表した。

トヨタは2017年後半、1億1300万ドルを TMMWVに投資すると発表した。その後、2019年の初めには、TMMWVの生産能力を年間24万基に倍増させ、プロジェクトへの投資額も約2倍の2億2600万ドルに増やしている。

TMMWVでは当初、年間12万基のハイブリッドトランスアクスルを生産。これは、ハイブリッド車のトランスミッションを置き換える役割を持つ。ミニバンの『シエナ』とSUVの『ハイランダー』の両ハイブリッド車用に設計されたトランスアクスルは、優れた燃費を実現するために、運転状況に応じてモーターとエンジンの駆動バランスを最適化する。

トヨタは今回、トヨタとしては北米初となるハイブリッドトランスアクスルの生産を、TMMWVで開始した。TMMWVの生産能力をハイブリッドテクノロジー向けに拡大することにより、次世代のエンジンとトランスミッションを生産するトヨタの施設の役割がいっそう強固になる、としている。

(レスポンス 森脇稔)

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