トヨタ GRスープラ に2021年型、「A91エディション」も設定…米国発売
トヨタ自動車の米国部門は6月17日、『GRスープラ』(Toyota GR Supra)の2021年モデルを米国市場で発売した。
◆3.0リットル直6ターボはプラス47hpの382hp
2021年モデルでは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを改良した。エキゾーストマニホールドは、ポートを2個から6個に増やしたデュアルブランチ構造とした。さらに、新設計のピストンの採用により、エンジンの圧縮比を11:1から10.2:1に変更している。大幅に改良されたエンジンは、より高い回転数でより高いトルクを生み出し、タービンのような滑らかさで回転を維持するという。
これにより、米国仕様の場合、最大出力は382hp/5800-6500rpm、最大トルクは50.9kgm/1800-5000rpmを獲得する。従来型に対して、47hp、0.4kgmの強化となる。トランスミッションは、引き続きパドルシフト付きの8速ATだ。0~96km/h加速は3.9秒と、従来の4.1秒から0.2秒の短縮を果たした。
◆再チューンされたサスペンション
2021年モデルでは、フロント部にブレースを追加し、ボディ剛性の強化を図った。それに合わせて、サスペンションを再チューニングすることで、コーナリング中の安定性を高めている。
電動パワーステアリング(EPS)、アダプティブバリアブルサスペンション(AVS)、VSC、アクティブディファレンシャルのプログラミングも見直され、ハードウェアの変更と連動して、複合コーナーなどにおいても、走行安定性を引き上げているという。
◆専用ブルーのボディカラーをまとった限定車
2021年モデルには、「A91エディション」が設定された。米国市場で1000台を限定発売する。A91エディションは、GRスープラの米国発売記念限定車として、1500台が完売した「ローンチエディション」に続くGRスープラの限定車だ。GRスープラの型式の「A90」に由来するネーミングとなる。ボディカラーは、「ノクターナル」とA91エディション専用の「リフラクション」の2色から選択できる。
GRスープラのコンセプトカーにインスパイアされたボディには、リアにブラックカーボンファイバー製リップスポイラー、マットブラックホイール、Cピラーのブラックグラフィックス、カーボンファイバー製ドアミラーカバーを装備する。インテリアには、ブルーのステッチを備えた専用のブラックアルカンターラレザートリムを採用した。2つの専用キーケースとトランクマットも付属する。
A91エディションでは、フロントのブレンボ製ブレーキキャリパーが赤く塗装され、「TOYOTA Supra」の白いロゴが添えられる。8.8インチのタッチスクリーンオーディオを標準装備した。10スピーカーシステムと運転席には14方向のパワー調整機構も採用される。
A91エディションでは、「セーフティ&テクノロジーパッケージ」が、オプションで選択できる。このパッケージには、全速度域対応のダイナミックレーダークルーズコントロール、ブラインドスポットモニター(BSM)、リアクロストラフィックアラート(RCTA)、緊急ブレーキ機能付きパーキングセンサー、ナビゲーションシステム、12スピーカー500WのJBLオーディオシステム、Apple「CarPlay」がセットされる。
また、「スープラコネクテッドサービス」が、最大4年間付帯する。リモートサービス、リモートメンテナンス、自動緊急コール、リアルタイムの交通情報、コンシェルジュサービス、盗難車両の発見、地図の更新が含まれている。
(レスポンス 森脇稔)
◆3.0リットル直6ターボはプラス47hpの382hp
2021年モデルでは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを改良した。エキゾーストマニホールドは、ポートを2個から6個に増やしたデュアルブランチ構造とした。さらに、新設計のピストンの採用により、エンジンの圧縮比を11:1から10.2:1に変更している。大幅に改良されたエンジンは、より高い回転数でより高いトルクを生み出し、タービンのような滑らかさで回転を維持するという。
これにより、米国仕様の場合、最大出力は382hp/5800-6500rpm、最大トルクは50.9kgm/1800-5000rpmを獲得する。従来型に対して、47hp、0.4kgmの強化となる。トランスミッションは、引き続きパドルシフト付きの8速ATだ。0~96km/h加速は3.9秒と、従来の4.1秒から0.2秒の短縮を果たした。
◆再チューンされたサスペンション
2021年モデルでは、フロント部にブレースを追加し、ボディ剛性の強化を図った。それに合わせて、サスペンションを再チューニングすることで、コーナリング中の安定性を高めている。
電動パワーステアリング(EPS)、アダプティブバリアブルサスペンション(AVS)、VSC、アクティブディファレンシャルのプログラミングも見直され、ハードウェアの変更と連動して、複合コーナーなどにおいても、走行安定性を引き上げているという。
◆専用ブルーのボディカラーをまとった限定車
2021年モデルには、「A91エディション」が設定された。米国市場で1000台を限定発売する。A91エディションは、GRスープラの米国発売記念限定車として、1500台が完売した「ローンチエディション」に続くGRスープラの限定車だ。GRスープラの型式の「A90」に由来するネーミングとなる。ボディカラーは、「ノクターナル」とA91エディション専用の「リフラクション」の2色から選択できる。
GRスープラのコンセプトカーにインスパイアされたボディには、リアにブラックカーボンファイバー製リップスポイラー、マットブラックホイール、Cピラーのブラックグラフィックス、カーボンファイバー製ドアミラーカバーを装備する。インテリアには、ブルーのステッチを備えた専用のブラックアルカンターラレザートリムを採用した。2つの専用キーケースとトランクマットも付属する。
A91エディションでは、フロントのブレンボ製ブレーキキャリパーが赤く塗装され、「TOYOTA Supra」の白いロゴが添えられる。8.8インチのタッチスクリーンオーディオを標準装備した。10スピーカーシステムと運転席には14方向のパワー調整機構も採用される。
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また、「スープラコネクテッドサービス」が、最大4年間付帯する。リモートサービス、リモートメンテナンス、自動緊急コール、リアルタイムの交通情報、コンシェルジュサービス、盗難車両の発見、地図の更新が含まれている。
(レスポンス 森脇稔)
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