若き「匠」たちとモノづくり体験、子ども向けオンラインワークショップ参加者募集 レクサス

「吉野の手すき和紙」で作るランプ
レクサスは、「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」に参加した伝統工芸の若き「匠」たちとともにモノづくりを体験する、小学校高学年から中学生の子どもを対象としたオンラインワークショップ「Lexus Summer Workshop once in a summer time~」を開催する。

LEXUS NEW TAKUMI PROJECTとは、「未来をつくるのは人」であるという信念の下、クルマづくりや体験の創造を行うレクサスが、日本全国の若きモノづくりの匠を支援する活動。2016年以来、47都道府県で150人以上の若き匠を支援してきた。

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大は、新しい人やモノに出会う機会を大幅に減少させた一方で、社会が日本のモノづくりの重要性や価値を改めて認識する機会にもなった。そこで、レクサスは若き「匠」たちとともに、普段体験できない伝統工芸の匠によるモノづくり体験と、それを通じた匠や同年代の子どもたちとのふれあいによって、失われた「学びと遊び」や「新しい人やモノとの出会い」の機会を提供する。

今回のリモートワークショップでは、全国から4人の若き匠によるモノづくり体験を用意する。体験時間は90分で、参加費は無料(事前に用意する物あり)。各ワークショップ定員は30人で専用サイトにて申し込みを受け付ける。

◆第1回 8月23日
「吉野の手すき和紙」で作るランプ

和紙の柔らかな風合いが生み出す橙色の灯り。地元吉野の風土が生む素材を使って照明器具をデザインし、作成する坂本尚世さんを講師に、吉野の手すき和紙と吉野の杉を土台に使ったランプを作る。灯りをともした時を想像しながら、筆や手作りの道具を使って、水彩で柄を描いていく。シワを寄せ独特の風合いを表現した和紙を、組み立てた骨組みにかぶせて完成。約500年もの間、世代を超えて受け継がれ、大切に育まれてきた吉野の木材や海外でも評価されている手すき和紙についても紹介する。

※募集締切 8月6日

◆第2回 8月30日
水引の「あわじ結び」でミサンガ作り

講師は、立体的な水引細工・折型の創始者の家系に生まれた5代目である津田六佑氏。大人もよく知らない、水引の歴史や結び方の種類、そこに込められた想いを教わりながら、水引の結び方の1つである「あわじ結び」を使ったミサンガを作る。ワークショップでは、キットにある様々な色の水引から好きな色の水引を2本選び、ミサンガの編み方を習う。ワークショップ後も、習得した技術で、キットに含まれる残りの水引を使ってミサンガ作りを楽しむことができる。

※募集締切 8月6日

◆第3回 9月6日
つまみ細工の髪飾り作り

江戸時代から明治にかけて女性の髪飾りとして愛好された「江戸つまみかんざし」。江戸時代から続く伝統工芸、つまみ細工の技法を使って、現代の女性が日常的に使いやすい様々な商品を制作する藤井彩野さんを講師に、かわいらしい花形のヘアアクセサリーを作る。つまみ細工の歴史とともに、小さく切った布をピンセットでつまんで折りたたみ、 2種類の花びらを作るという基本の工程を重ねて、花のモチーフの作り方を習う。

※募集締切 8月6日

◆第4回 9月13日
風彩染 せんす作り

濡らした絹に色を引いてぼかしながら柄を描く手法「風彩染」は、濡れ描き友禅の技術をベースとした100年以上の歴史をもつ画法だ。宝塚トップスターや女優にも愛用者の多い、着物工房四代目の加藤洋平氏を講師に、風彩染の基本となるぼかし技法を習って、扇子に美しい色付けをする。バラの花、蝶々、刀の3種類の中から、好きな絵柄を選ぶことができる。

※募集締切 8月6日

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

[提供元:レスポンス]レスポンス

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