トヨタ セリカ 50周年…思い出に生きる人と過去から未来を見る人に[フォトヒストリー]

トヨタ・セリカ(1970年)、トヨタ博物館収蔵車
7月下旬~8月上旬に幕張メッセ(千葉市)で開催されたヒストリックカーの展示会「オートモティブカウンシル2020」に、トヨタ自動車が出展した。スタンドでは『セリカ』50周年を展開し、オールドファンを感動させた。

セリカの車名の由来はスペイン語で「天の」「天空の」「天国のような」という意味。天から降りてきたセリカはスペシャリティカー市場を牽引し、WRCで活躍するなどトヨタのスポーティなイメージを訴求した。

しかし、セリカの最終世代が登場したのは20世紀の1999年。50周年と言っても、後半20年以上も後継モデルがいない“デスコン”、悪く言えば“オワコン”、よく言えば“レジェンド”だ。クロスオーバーSUVなどにその役割を譲ったと言えるかもしれない。

誕生50周年を祝う機会があったのは喜ばしいことだ。トヨタのことだからこれをフックに何か新商品を企画している……?

(レスポンス 高木啓)

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