トヨタの世界販売台数、約9割まで回復…中国や欧州が牽引 7月実績

トヨタRAV4北米仕様
トヨタ自動車は8月28日、2020年7月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。グローバル販売台数は7か月連続のマイナスとなったものの、前年同月比10.9%減の61万9448台まで回復した。

主に中国(同19.1%増)、米国(同19.0%減)、欧州(同14.5%増)、日本(同17.0%減)が牽引し、引き続き回復傾向にある。

国内販売(含軽)は、同17.0%減の12万7852台で10か月連続マイナス。除軽では同17.2%減の12万4861台。軽自動車を除く市場のシェアは52.1%で、前年同月と比べて2.0ポイントアップした。海外販売は同10.9%減の61万9448台で7か月連続マイナスとなった。また、レクサスのグローバル販売は同3.6%増の6万4846台で、2か月連続のプラスだった。

グローバル生産台数は同10.2%減の69万1091台で、7か月連続のマイナスとなった。国内生産は同22.0%減の25万3857台で10か月連続のマイナスとなったが、グローバルでの市場回復に伴い、引き続き回復傾向にある。海外生産は同1.7%減の43万7234台、7か月連続で前年実績を下回った。しかし、中国は『RAV4』や『カムリ』などの販売好調により同31.3%増、米国も市場全体が回復傾向にあり、ライトトラックに加え、カムリや『ハイランダー』などのHVが好調で同19.0%増となった。

輸出は同30.0%減の14万2589台、8か月連続のマイナスだった。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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