トヨタの国内販売が13か月ぶりのプラス、登録車シェアは55.8% 10月実績

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トヨタ自動車は11月27日、2020年10月の生産・販売・輸出実績(速報)を発表。国内販売(含軽)が同37.4%増の14万4348台で13か月ぶりに前年同月実績を上回った。

グローバル販売は、主に米国、中国などが牽引し、前年同月比8.3%増の84万7713台となり、10月として過去最高を記録した。米国では市場全体が回復傾向にあることに加え、『カムリ』、『RAV4』、レクサスブランド車などの販売が好調で、10月単月として過去最高を記録。中国では地方モーターショーなどによる来店誘致に加え、『カローラ』や『レビン』、レクサスブランド車などの販売が好調で、同約33%増と7か月連続の前年超えとなった。これにより海外販売は同3.8%増の70万3365台で2か月連続のプラスとなった。

国内販売(含軽)も同37.4%増の14万4348台で13か月ぶりのプラス。軽自動車を除いては同37.6%増の14万1405台。軽自動車を除く市場のシェアは55.8%で、前年同月と比べて2.5ポイントアップした。

グローバル生産台数は主に中国、日本などが牽引し、同9.0%増の84万5107台で2か月連続のプラス。10月として過去最高を記録した。国内生産はグローバルの市場が回復していることに加え、日本で『ハリアー』や『ヤリス』などの新型車の販売が好調で、同12.0%増の30万9582台。海外生産も中国でのレビンやカローラの販売好調が影響し、同7.4%増の53万5525台と、10月として過去最高を記録。ともに2か月連続で前年実績を上回った。

輸出は同9.0%増の18万8123台で、2か月連続のプラスとなった。
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