トヨタ、米国生産が3000万台…新型ハイブリッドミニバン『シエナ』が記念の車両に
トヨタ自動車(Toyota)の北米部門のトヨタモーターノースアメリカは2月10日、米国現地生産3000万台を達成した、と発表した。
トヨタは1986年、米国で『カローラ』の現地生産を開始した。以来、トヨタは米国に10工場、北米に14工場を擁するまでに成長した。また、トヨタは2017~2021年の5年間で、米国に130億ドルを投資するというコミットメントを1年前倒しで達成した。6500人以上の新規雇用も創出している。
トヨタの米国生産3000万台目の車両を組み立てたのは、インディアナ州プリンストン工場だ。新型ハイブリッドミニバンの『シエナ』がラインオフした。シエナは、カリフォルニア州とミシガン州のCALTYデザインスタジオによって設計され、ミシガン州のR&D施設で開発と設計が行われた。トヨタで最も現地化が進んでいる車のひとつだ。
新型シエナのパワートレインは、全車がハイブリッドとなる。2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つのモーターを組み合わせ、ハイブリッドシステム全体で245hpのパワーを引き出す。トヨタによると、クラスをリードする燃費性能を備えているという。
トヨタの2020年の米国新車販売に占める電動パワートレイン車の割合は約16%。トヨタとレクサスは現在、合計16のハイブリッド車、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車をラインナップしている。
トヨタは1986年、米国で『カローラ』の現地生産を開始した。以来、トヨタは米国に10工場、北米に14工場を擁するまでに成長した。また、トヨタは2017~2021年の5年間で、米国に130億ドルを投資するというコミットメントを1年前倒しで達成した。6500人以上の新規雇用も創出している。
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