レクサスの欧州電動車販売が回復、UX のEV効果　2021年

レクサス（Lexus）は1月13日、2021年の欧州市場における電動車（ハイブリッド車とEV）の販売結果を発表した。総販売台数は4万7066台。前年比は5.3％増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

2年ぶりの回復に貢献したのが、レクサス初の市販EVの『UX300e』だ。入門SUVの『UX』ベースのEVは2021年、欧州で2987台を販売した。このUX300eを除いたレクサスのハイブリッド車の2021年の欧州実績は、4万4079台。前年比は1％減と、2年連続のマイナスだった。

ハイブリッド車の車種別の販売実績では、UXのハイブリッドの「UX250h」が2021年、1万7261台を売り上げて最量販車に。小型SUVの『NX』のハイブリッド「NX300h」が、1万4255台で続いた。中型SUVの『RX』のハイブリッドの「RX450h」は2021年、5718台を販売した。

乗用車系では、『ES』のハイブリッドの「ES300h」が2021年、4830台を売り上げた。コンパクトカーの『CT200h』は1249台を販売した。『IS』のハイブリッドの「IS300h」は524台。以下、『LS』のハイブリッドが125台、『RC』のハイブリッドが62台、最上級クーペ『LC』のハイブリッドが55台で続いている。