【D1GP 第1戦】GR 86最強? Team TOYO TIRES DRIFTが完全制覇
4月23日に開幕した「D1GP」。初戦は2017年以来、6年ぶりに富士スピードウェイで開催された。23日に単走とベスト8、24日に決勝が開催され、決勝日は「モーターファンフェスタ」のイベントコンテンツとして組み込まれ、多くのファンが会場へと詰めかけた。
そしてTeam TOYO TIRES DRIFTは開幕戦に合わせてトヨタ『GR 86』を2台投入。23日の単走では藤野選手が優勝、24日の追走決勝では川畑選手が優勝し、新車の投入でいきなり完全制覇を果たすという驚きの開幕戦となった。
23日の単走決勝から、2台ともに調子の良さを感じさせる走りを披露。Aグループで登場した川畑選手は1本目を無難に走りきり、2本目の走行はゾーン通過・アクセル開度も決まった攻めた走りで、走行終了時に2位に食い込み97.05点を叩き出す。
続いて、Cグループで藤野選手が走行。1本目は失敗したものの、2本目では綺麗なライン取りと抜群の安定感で97.35点を獲得。その時点で同率1位の北岡選手と並んだものの、セカンドベストの点数差によって、藤野選手の単走優勝が決定した。
直後に開催された、決勝の追走トーナメント。両者ともに僅差でベスト8へと進出し、24日の追走に臨んだ。TOYO陣営とともに、トーナメントを勝ち上がって来たのが、2018/2019年チャンピオンでもある横井選手が率いるD-MAX。偶然にもベスト4では両チームのチームメイト対決となり、決勝へは川畑選手・横井選手が進み、ベスト4時点で単走優勝の藤野選手が3位を確定した。
決勝はまず川畑選手の先行で1本目がスタート。後ろを走る横井選手がコースをはみ出したことで川畑選手へアドバンテージ。2本目の入替えでは川畑選手が横井選手との距離を詰めれなかったものの、1本目のアドバンテージと横井選手のゾーン減点によって、川畑選手の優勝が決定した。
藤野選手に話をきいたところ、「実は突貫工事で製作した新車GR86。去年まで乗っていた先代86(ZN6)の共通パーツも多くノウハウがあったので、今回はそれを生かしながら、GR86のバランス性の高さをそのまま引き上げるイメージで制作しました。単走では走り込み不足でデータがなく、2本目に思い切ってセッティングを変えたギヤ比の調整があたり、バッチリ決まったのがよかったですね」
「一方で足回りの熟成などはできていないので、伸びしろはまだありそう。あとPROXES R888Rの安定感は抜群でコントロールもいいので全面的に信頼できる。今日のデータを持って合わせこんでいきます。今シーズン最後まで、この勢いをたもちたいです」とのこと。
また、川畑選手からは「新車の開発は部品の輸送などで苦労したが、マシン自体の製作には心配なかったかです。開幕はほぼシェイクダウンとなったものの、ドライ・ウェットともに確認できたことはよかったですね。タイヤについてもPROXES R888Rで走ることについては、何も不安はないかな」
「GR 86のお気に入りポイントは、新車ならではのかっこよさと誰でも乗れるような乗りやすさ。先代含めてドリフトにも向いている車両だし、お客さんもストリートでも楽しんでくれると嬉しい。2022年シーズンの目標は、1年を通して安定してベスト4に進出し、結果にこだわりすぎるのではなく“笑顔”を大切にして楽しんでいきたいですね」と締めくくった。
両選手のコメントからも、GR86×R888RのTeam TOYO TIRES DRIFTの戦闘力は、予想以上に高いのではないかと想定される。また、今回同日にFDJが開催されたため不参加だった、斎藤選手・松山選手も第2戦では参戦予定だ。加えて24日はウエットコンディションだっただけに、上手く実力を発揮できなかったチームもあるだろう。
2022年シーズンのD1GPは、台風の目となること間違いないTeam TOYO TIRES DRIFTから目が離せない。
そしてTeam TOYO TIRES DRIFTは開幕戦に合わせてトヨタ『GR 86』を2台投入。23日の単走では藤野選手が優勝、24日の追走決勝では川畑選手が優勝し、新車の投入でいきなり完全制覇を果たすという驚きの開幕戦となった。
23日の単走決勝から、2台ともに調子の良さを感じさせる走りを披露。Aグループで登場した川畑選手は1本目を無難に走りきり、2本目の走行はゾーン通過・アクセル開度も決まった攻めた走りで、走行終了時に2位に食い込み97.05点を叩き出す。
続いて、Cグループで藤野選手が走行。1本目は失敗したものの、2本目では綺麗なライン取りと抜群の安定感で97.35点を獲得。その時点で同率1位の北岡選手と並んだものの、セカンドベストの点数差によって、藤野選手の単走優勝が決定した。
直後に開催された、決勝の追走トーナメント。両者ともに僅差でベスト8へと進出し、24日の追走に臨んだ。TOYO陣営とともに、トーナメントを勝ち上がって来たのが、2018/2019年チャンピオンでもある横井選手が率いるD-MAX。偶然にもベスト4では両チームのチームメイト対決となり、決勝へは川畑選手・横井選手が進み、ベスト4時点で単走優勝の藤野選手が3位を確定した。
決勝はまず川畑選手の先行で1本目がスタート。後ろを走る横井選手がコースをはみ出したことで川畑選手へアドバンテージ。2本目の入替えでは川畑選手が横井選手との距離を詰めれなかったものの、1本目のアドバンテージと横井選手のゾーン減点によって、川畑選手の優勝が決定した。
藤野選手に話をきいたところ、「実は突貫工事で製作した新車GR86。去年まで乗っていた先代86(ZN6)の共通パーツも多くノウハウがあったので、今回はそれを生かしながら、GR86のバランス性の高さをそのまま引き上げるイメージで制作しました。単走では走り込み不足でデータがなく、2本目に思い切ってセッティングを変えたギヤ比の調整があたり、バッチリ決まったのがよかったですね」
「一方で足回りの熟成などはできていないので、伸びしろはまだありそう。あとPROXES R888Rの安定感は抜群でコントロールもいいので全面的に信頼できる。今日のデータを持って合わせこんでいきます。今シーズン最後まで、この勢いをたもちたいです」とのこと。
また、川畑選手からは「新車の開発は部品の輸送などで苦労したが、マシン自体の製作には心配なかったかです。開幕はほぼシェイクダウンとなったものの、ドライ・ウェットともに確認できたことはよかったですね。タイヤについてもPROXES R888Rで走ることについては、何も不安はないかな」
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