羨望のデジタルメーター&2.8Lツインカム!ネオクラ注目株、初代『ソアラ』【懐かしのカーカタログ】
初代トヨタ『ソアラ』の登場は1981年(昭和56年)2月。筆者はオーナーになるチャンスこそなかったものの、当時の様子を見ていて「凄いクルマが登場したものだ」と食い入るように自動車雑誌の記事を読み漁ったのを思い出す。
2.8リットル・ツインカムの「未体験ゾーン」
BMW、メルセデスベンツなど当時の欧州高級パーソナルカーと比肩するクルマを!と開発されたソアラ。「未体験ゾーンへ」をキャッチコピーに、それまでのスケールを超えて、搭載エンジンには2.8リットル・ツインカム6の5M-GEU型を専用開発し搭載。170ps/24.0kg-mを発揮し、GT系の5速MT車で7.64kg/psのパワーウエイトレシオを達成していた。
エンジンでは81年にM-TEU型2リットルターボ(145ps/21.5kg-m)も設定し、これは後に水冷インタークーラー仕様で160ps/23.5kg-mに。ほかにツインカムの1G-GEU型(160ps/23.5kg-m)なども設定。サスペンションには「ソリッド(堅固)&リンバー(しなやか)」をテーマとしたフロント:ストラット/リヤ:セミトレーリングの4輪独立懸架、ステアリングにはラック&ピニオン式を採用した。
注目の的だったデジタル式スピードメーター
装備では何といっても国産量産車では最初のエレクトロニックディスプレイメーターが注目だった。蛍光管表示のデジタル式スピードメーターとLEDのタコメーターを組み合わせたもので、液晶のセグメント表示のガソリンメーターには、残量が15リットル以下になると、約1リットルごとの拡大表示にも切り替えられた。
ほかに空気式ランバーサポート、航続距離、到着予想時刻、減算距離、燃費が表示可能なクルーズコンピューター、合成音で警告を知らせるスピークモニターほか、マイコン式オートエアコン、録音機構付きカセットテーププレーヤーなども設定された。
2代目にも受け継がれたキャビンデザイン
デザインでは、A/B/Cピラーの延長線がある1点で交わる独特のキャビンが特徴で、これは2代目ソアラにも受け継がれた。最上級グレードの「2.8GTエクストラ」には、ブロンズガラスが標準装着されていた。
なお電子制御サスペンション、ピレリ製60扁平タイヤは1983年から設定。ドアミラーが設定されたのは、1984年からだった。
2.8リットル・ツインカムの「未体験ゾーン」
BMW、メルセデスベンツなど当時の欧州高級パーソナルカーと比肩するクルマを!と開発されたソアラ。「未体験ゾーンへ」をキャッチコピーに、それまでのスケールを超えて、搭載エンジンには2.8リットル・ツインカム6の5M-GEU型を専用開発し搭載。170ps/24.0kg-mを発揮し、GT系の5速MT車で7.64kg/psのパワーウエイトレシオを達成していた。
エンジンでは81年にM-TEU型2リットルターボ(145ps/21.5kg-m)も設定し、これは後に水冷インタークーラー仕様で160ps/23.5kg-mに。ほかにツインカムの1G-GEU型(160ps/23.5kg-m)なども設定。サスペンションには「ソリッド(堅固)&リンバー(しなやか)」をテーマとしたフロント:ストラット/リヤ:セミトレーリングの4輪独立懸架、ステアリングにはラック&ピニオン式を採用した。
注目の的だったデジタル式スピードメーター
装備では何といっても国産量産車では最初のエレクトロニックディスプレイメーターが注目だった。蛍光管表示のデジタル式スピードメーターとLEDのタコメーターを組み合わせたもので、液晶のセグメント表示のガソリンメーターには、残量が15リットル以下になると、約1リットルごとの拡大表示にも切り替えられた。
ほかに空気式ランバーサポート、航続距離、到着予想時刻、減算距離、燃費が表示可能なクルーズコンピューター、合成音で警告を知らせるスピークモニターほか、マイコン式オートエアコン、録音機構付きカセットテーププレーヤーなども設定された。
2代目にも受け継がれたキャビンデザイン
デザインでは、A/B/Cピラーの延長線がある1点で交わる独特のキャビンが特徴で、これは2代目ソアラにも受け継がれた。最上級グレードの「2.8GTエクストラ」には、ブロンズガラスが標準装着されていた。
なお電子制御サスペンション、ピレリ製60扁平タイヤは1983年から設定。ドアミラーが設定されたのは、1984年からだった。
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