レクサス、5世代目となる新型 RX を東南アジア初披露…インドネシアモーターショー2022
レクサスの5世代目となる新型ラグジュアリーSUV『RX』。すでに日本では発表済みだが、8月11日から開催されたGIIAS 2022(ガイキンド・インドネシア国際モーターショー、インドネシアモーターショー)では日本を除くアジア地域で初めての披露となった。今秋にも発売される日本に続き、インドネシアでも近く販売が開始される予定だ。
◆今後のレクサスの方向性を示す LF-Zエレクトリファイド
レクサスはGIIAS 2022で、「魅力的な明日の未来」をテーマとして、排気ガスの削減に貢献できる高級車ブランドになることを約束する電動化ビジョンを提案。会場はそれを強調する「環境にやさしい」ラウンジをコンセプトに展開する場とした。発表に先立っては、レクサスのラインナップを紹介する「THE LEXUS LADIES」も紹介され、華やいだ雰囲気の中でプレスカンファレンスは進行した。
その会場で核となっていたのが、EVコンセプト『LF-Zエレクトリファイド』の出展だ。このコンセプトカーはすでに昨年の上海モーターシーで公開されているが、カーボンニュートラルを達成するために開発した新たな電動化技術を搭載したのが特徴で、“次世代のレクサス”として進むべき将来のイメージと進化の方向性を示したものとなっている。
パワートレーンを改めて紹介すると、EV性能は最高出力400kW(約544PS)/最大トルク700Nmとなり、0-100km/h加速3.0秒、航続距離600km(WLTP)という圧倒的性能を発揮。駆動系では「DIRECT4」と呼ばれる4WDシステムを通じて、前輪駆動 (FWD)、後輪駆動 (RWD)、またはすべての駆動システムを適応的に変更できる駆動システムを装備した。ドライバーに快適さを提供するステアバイワイヤ技術も採用されている。
デザインは、レクサスの独自性を追求した「スピンドルボディ」と呼ばれる塊感のあるボディと、冷却機能を両立するフロントグリルが一体となった造形が、低重心でふんばり感のあるスタイルをもたらした。インテリアは、人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得た「Tazuna Cockpit Concept」に基づいたもので、黒い蝶の形に着想を得たまったく新しいマルチスクリーン・インターフェースによってサポートされている。
◆新型RXは LF-Z のコンセプトとイノベーションを継承
そして新型RXは、このLF-Zエレクトリファイドで具体化されたコンセプトとイノベーションを引き継いでいる。
新型RXの外装デザインは、スピンドルグリルのデザインを大幅に変更した新たなフロントアイデンティティを表現。インテリアでは人間中心の「Tazuna Concept」に基づく、クルマとドライバーがより深く直感的につながって操ることができ、開放的で快適な居住空間の両立を目指したという。GA-Kプラットフォームを採用し、低重心化、軽量化、ボディ剛性などの要素を強化している。
パワートレーンは多様化するユーザーのニーズに寄り添った多彩さで、中でも最上位グレードのRX500hでは、電動化技術を活かしてドライバーの意図に忠実な走りを支える4WDシステム「2.4L-T HEV DIRECT4(T24A-FTSエンジン+ Parallel Hybrid+ eAxle)」を採用。走る楽しさを追求したハイパフォーマンスモデルとした。
レクサス・インドネシアのゼネラルマネージャーであるバンサー・マドゥマ氏は、「レクサスはインドネシアでの電動化ビジョンと目標を実現するための第一歩を踏み出した。5世代目のオールニューRXはそのミディアムラグジュアリーSUVの最初のモデルであり、電動化技術としてハイブリッド(HEV)に加えてプラグインハイブリッド(PHEV)もラインナップに揃えている」とコメントしている。
◆UX300eが「G20」のモビリティカーとして採用
レクサス『UX300e』が、今年11月に開催されるG20 サミットの主要車両の一台として選ばれたことも大きなトピックだ。
UX300eは電動化技術のパイオニアとしてレクサス初のバッテリーEV(BEV)としてインドネシア国内で発売済み。その車両がG20 サミットで、「参加者のモビリティをサポートする役割を果たすことになった」(レクサス・インドネシア)のだ。これは電動化のビジョンと排出ガスを削減する目標を掲げるインドネシア政府プログラムを支援する取り組みの一環でもある。
レクサス・インドネシアは、さらに次なる電動化ビジョンとして、HEVである「UX250h」をインドネシア国内で正式に発売することもこの会場で発表した。中でもデザインでもパフォーマンスでも特徴的な「F Sport」は、「サブコンパクトなラグジュアリーSUVとして、その存在感を高めるのに大きな役割を果たすことになるだろう」(レクサス・インドネシア)としている。
◆今後のレクサスの方向性を示す LF-Zエレクトリファイド
レクサスはGIIAS 2022で、「魅力的な明日の未来」をテーマとして、排気ガスの削減に貢献できる高級車ブランドになることを約束する電動化ビジョンを提案。会場はそれを強調する「環境にやさしい」ラウンジをコンセプトに展開する場とした。発表に先立っては、レクサスのラインナップを紹介する「THE LEXUS LADIES」も紹介され、華やいだ雰囲気の中でプレスカンファレンスは進行した。
その会場で核となっていたのが、EVコンセプト『LF-Zエレクトリファイド』の出展だ。このコンセプトカーはすでに昨年の上海モーターシーで公開されているが、カーボンニュートラルを達成するために開発した新たな電動化技術を搭載したのが特徴で、“次世代のレクサス”として進むべき将来のイメージと進化の方向性を示したものとなっている。
パワートレーンを改めて紹介すると、EV性能は最高出力400kW(約544PS)/最大トルク700Nmとなり、0-100km/h加速3.0秒、航続距離600km(WLTP)という圧倒的性能を発揮。駆動系では「DIRECT4」と呼ばれる4WDシステムを通じて、前輪駆動 (FWD)、後輪駆動 (RWD)、またはすべての駆動システムを適応的に変更できる駆動システムを装備した。ドライバーに快適さを提供するステアバイワイヤ技術も採用されている。
デザインは、レクサスの独自性を追求した「スピンドルボディ」と呼ばれる塊感のあるボディと、冷却機能を両立するフロントグリルが一体となった造形が、低重心でふんばり感のあるスタイルをもたらした。インテリアは、人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得た「Tazuna Cockpit Concept」に基づいたもので、黒い蝶の形に着想を得たまったく新しいマルチスクリーン・インターフェースによってサポートされている。
◆新型RXは LF-Z のコンセプトとイノベーションを継承
そして新型RXは、このLF-Zエレクトリファイドで具体化されたコンセプトとイノベーションを引き継いでいる。
新型RXの外装デザインは、スピンドルグリルのデザインを大幅に変更した新たなフロントアイデンティティを表現。インテリアでは人間中心の「Tazuna Concept」に基づく、クルマとドライバーがより深く直感的につながって操ることができ、開放的で快適な居住空間の両立を目指したという。GA-Kプラットフォームを採用し、低重心化、軽量化、ボディ剛性などの要素を強化している。
パワートレーンは多様化するユーザーのニーズに寄り添った多彩さで、中でも最上位グレードのRX500hでは、電動化技術を活かしてドライバーの意図に忠実な走りを支える4WDシステム「2.4L-T HEV DIRECT4(T24A-FTSエンジン+ Parallel Hybrid+ eAxle)」を採用。走る楽しさを追求したハイパフォーマンスモデルとした。
レクサス・インドネシアのゼネラルマネージャーであるバンサー・マドゥマ氏は、「レクサスはインドネシアでの電動化ビジョンと目標を実現するための第一歩を踏み出した。5世代目のオールニューRXはそのミディアムラグジュアリーSUVの最初のモデルであり、電動化技術としてハイブリッド(HEV)に加えてプラグインハイブリッド(PHEV)もラインナップに揃えている」とコメントしている。
◆UX300eが「G20」のモビリティカーとして採用
レクサス『UX300e』が、今年11月に開催されるG20 サミットの主要車両の一台として選ばれたことも大きなトピックだ。
UX300eは電動化技術のパイオニアとしてレクサス初のバッテリーEV(BEV)としてインドネシア国内で発売済み。その車両がG20 サミットで、「参加者のモビリティをサポートする役割を果たすことになった」(レクサス・インドネシア)のだ。これは電動化のビジョンと排出ガスを削減する目標を掲げるインドネシア政府プログラムを支援する取り組みの一環でもある。
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