トヨタ タンドラ 新型に「TRDリフトキット」、オフロード走破性向上…米国設定
トヨタ自動車の米国部門は10月25日、フルサイズピックアップトラック『タンドラ』(Toyota Tundra)の新型に、「TRDリフトキット」を設定すると発表した。
◆先進運転支援システムの作動に影響を与えない唯一のトヨタ承認リフトキット
TRDリフトキットを装着した場合、車高はフロントが約76mm、リアが約51mm引き上げられる。先進運転支援システム(ADAS)の「トヨタ・セーフティ・センス」の作動に影響を与えない唯一のトヨタ承認リフトキットになるという。
また、TRDリフトキットには、ビルシュタイン製ショック、Roush Performance製鍛造アッパーコントロールアーム、赤いTRD調整式スプリングが含まれている。ビルシュタイン製ショックはディグレッシブピストンが特徴で、低速でのボディコントロールと高速での安定性の両立を図った。ミシガン州デトロイトを拠点とするRoush Performance製の鍛造アッパーコントロールアームは、フロントに組み込まれた。これらのパーツが、車高が引き上げられたサスペンションによって得られるサスペンションストロークを補完するという。
最低地上高を約66mm増加させるだけでなく、アプローチアングルとデパーチャーアングルを増やして、オフロードでの走破性能を高めた。アプローチアングルは21度から26度に、デパーチャーアングルは24度から25度に引き上げられている。
◆新型ランドクルーザーにも搭載されたV6ツインターボ
TRDリフトキットは、2種類のパワートレイン搭載車に装備することができる。ひとつは、排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジン搭載車だ。このV6ツインターボエンジンは85.5mmのボアと100mmのストロークを持ち、デュアルVVTiシステムを備えている。ターボチャージャーの温度上昇を抑える水冷式インタークーラーも採用した。
このV6ツインターボエンジンは、最大出力389hpと最大トルク66.3kgmを獲得する。従来型の5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジン(最大出力381hp、最大トルク55.5kgm)に対して、大幅にダウンサイジングしながら、パワーとトルクは上回っている。
また、このV6ツインターボエンジンは、新型『ランドクルーザー』にも搭載された。新型ランドクルーザーの日本仕様の場合、最大出力は415ps、最大トルクは66.3kgmを発生する。新型ランドクルーザーも、従来型のV8ガソリン自然吸気エンジンを、ダウンサイズのV6ツインターボエンジンで置き換えている。
◆V6ツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッドも用意
もうひとつのパワートレインが、ハイブリッドの「i-FORCE MAX」だ。このパワートレインは、従来型タンドラの「iForce」の後継。従来型のiForceは、5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンで、最大出力は381hp、最大トルクは55.5kgmだった。
これに対して、新しいi-FORCE MAXは、ダウンサイズの排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに、モーターを組み合わせる。モーターは、エンジンと10速オートマチックトランスミッションの間にレイアウトされた。モーターは、10速ATを介して、パワーを効率的に伝達する。エンジンの始動、EVモード走行、電気アシスト、エネルギー回生は、ハイブリッドコンポーネントを通じてのみ行われる。
新しいi-FORCE MAXパワートレインは、最大出力437hp/5200rpm、最大トルク80.6kgm/2400rpmを獲得する。従来型のiForceの5.7リットルから、エンジン排気量をおよそ2.2リットル縮小。それでいて、2個のターボとモーターにより、パワーは56hp、トルクは25.1kgm引き上げられている。
◆先進運転支援システムの作動に影響を与えない唯一のトヨタ承認リフトキット
TRDリフトキットを装着した場合、車高はフロントが約76mm、リアが約51mm引き上げられる。先進運転支援システム(ADAS)の「トヨタ・セーフティ・センス」の作動に影響を与えない唯一のトヨタ承認リフトキットになるという。
また、TRDリフトキットには、ビルシュタイン製ショック、Roush Performance製鍛造アッパーコントロールアーム、赤いTRD調整式スプリングが含まれている。ビルシュタイン製ショックはディグレッシブピストンが特徴で、低速でのボディコントロールと高速での安定性の両立を図った。ミシガン州デトロイトを拠点とするRoush Performance製の鍛造アッパーコントロールアームは、フロントに組み込まれた。これらのパーツが、車高が引き上げられたサスペンションによって得られるサスペンションストロークを補完するという。
最低地上高を約66mm増加させるだけでなく、アプローチアングルとデパーチャーアングルを増やして、オフロードでの走破性能を高めた。アプローチアングルは21度から26度に、デパーチャーアングルは24度から25度に引き上げられている。
◆新型ランドクルーザーにも搭載されたV6ツインターボ
TRDリフトキットは、2種類のパワートレイン搭載車に装備することができる。ひとつは、排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジン搭載車だ。このV6ツインターボエンジンは85.5mmのボアと100mmのストロークを持ち、デュアルVVTiシステムを備えている。ターボチャージャーの温度上昇を抑える水冷式インタークーラーも採用した。
このV6ツインターボエンジンは、最大出力389hpと最大トルク66.3kgmを獲得する。従来型の5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジン(最大出力381hp、最大トルク55.5kgm)に対して、大幅にダウンサイジングしながら、パワーとトルクは上回っている。
また、このV6ツインターボエンジンは、新型『ランドクルーザー』にも搭載された。新型ランドクルーザーの日本仕様の場合、最大出力は415ps、最大トルクは66.3kgmを発生する。新型ランドクルーザーも、従来型のV8ガソリン自然吸気エンジンを、ダウンサイズのV6ツインターボエンジンで置き換えている。
◆V6ツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッドも用意
もうひとつのパワートレインが、ハイブリッドの「i-FORCE MAX」だ。このパワートレインは、従来型タンドラの「iForce」の後継。従来型のiForceは、5.7リットルのV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンで、最大出力は381hp、最大トルクは55.5kgmだった。
これに対して、新しいi-FORCE MAXは、ダウンサイズの排気量3445ccのV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに、モーターを組み合わせる。モーターは、エンジンと10速オートマチックトランスミッションの間にレイアウトされた。モーターは、10速ATを介して、パワーを効率的に伝達する。エンジンの始動、EVモード走行、電気アシスト、エネルギー回生は、ハイブリッドコンポーネントを通じてのみ行われる。
新しいi-FORCE MAXパワートレインは、最大出力437hp/5200rpm、最大トルク80.6kgm/2400rpmを獲得する。従来型のiForceの5.7リットルから、エンジン排気量をおよそ2.2リットル縮小。それでいて、2個のターボとモーターにより、パワーは56hp、トルクは25.1kgm引き上げられている。
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