ハイブリッドのパワーは約60%向上、トヨタ プリウス 新型…2023年1月米国発売へ
トヨタ自動車の米国部門は12月14日、新型『プリウス』(Toyota Prius)を2023年1月、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、2万7450ドル(約370万円)と発表されている。
◆モーターのトルクは従来型比で約20%増加
新型プリウスには、第5世代のハイブリッドシステムを搭載する。駆動方式FFの米国仕様車の場合、「M20A-FXS」型2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力194hp、最大トルク19.2kgmを発生する。0~96km/h加速は7.2秒と、従来型の9.8秒に対して、26%速くなった。
また、駆動方式AWDの米国仕様車の場合、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力196hp、最大トルク19.2kgmを発生する。0~96km/h加速は7.0秒だ。AWD車には、モーターで後輪を駆動する電動オンデマンドAWDシステムを採用した。発進時や雪道などの滑りやすい路面において、安定した走行性能を追求している。
ハイブリッドシステム全体のパワーは、従来型に対して約60%向上した。また、エンジンのトルクも従来型比で約16%増しており、モーターのトルクも従来型比で約20%増加し、21kgmとしている。
バッテリーは新開発のリチウムイオン。従来モデルのニッケル水素バッテリーよりも、15%出力が向上しているという。なお、日本仕様に設定される1.8リットル版は、米国では用意されない。
◆新型はこれまでで最も燃費の良いプリウスに
新型は、これまでで最も燃費の良いプリウスになるという。米国仕様車のEPA(米国環境保護局)燃費は、FF駆動の「LE」グレードで、57マイル/ガロン(約24.2km/リットル)になる見通し。
新型プリウスは、第2世代の 「TNGA-C」プラットフォームをベースにしている。従来型と比較して、軽量化と剛性の向上により、低重心化を図っている。日本でデザインされた新型プリウスは、モダンで進歩的、かつ控えめなスタイルを内外装に表現している。
エアロダイナミクス性能を追求した新型プリウスは、前面空気抵抗を示すCd値が0.27。ルーフラインを従来型よりも約50mm低くし、よりアスレチックなフォルムを実現したという。車両のフロントは従来型よりも約25mmワイド化されており、モダンなスタイルにダイナミックさを融合した、と自負する。
◆12.3インチの「トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システム」
米国仕様車には、テキサス州に本拠を置くトヨタのコネクテッドテクノロジー部門が設計した12.3インチの「トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システム」がオプション設定される。また、新型プリウスの顧客には、「Over-the-Air(OTA)」アップデートなど、さまざまなコネクティビティや便利な機能にアクセスする機会が用意されている。
新しいトヨタ・オーディオ・マルチメディア・システムは、デュアル Bluetooth電話接続を可能にした。標準装備されるワイヤレスの「Apple CarPlay」 とグーグル「Android Auto」にも対応する。
新型プリウスには、最大5台のデバイスに 車内での4G接続を可能する 「Wi-Fi Connect」のトライアル版が付帯する。これにより、新型の車内が、AT&Tのホットスポットになる。HD Radio、USBデータ、SiriusXMプラチナプランなどのサービスに加えて、Wi-Fi Connect には新しい統合ストリーミング機能があり、顧客が別のApple製品にリンクする機会を提供するという。
◆「ハイ、トヨタ」と呼びかけると音声アシストが起動
トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システムは、直感的なタッチと音声コントロールによって操作できる。オプションの「コネクテッド・サービス・ドライブ・コネクト」を利用すると、乗員は「インテリジェント・アシスタント」、クラウドナビゲーション、目的地アシストにアクセスできる。
インテリジェント・アシスタントを利用すると、「ハイ、トヨタ」と呼びかけることにより、システムが起動する。音声起動コマンドで目的地を検索したり、「POI(Points of Interest)」を見つけたり、オーディオを調整したり、車内の温度を変更したりすることができる。
クラウドナビゲーションは、クラウドを利用して、最新の地図、交通情報、ルート情報をダウンロードする。ユーザーが最新の検索機能を使えるようにするために、POI検索は Google (グーグル)の POIデータを反映させる。 目的地アシストでは、次の目的地を見つけるために 24時間365日の「ライブ・エージェント・アシスタンス」にアクセスすることも可能、としている。
◆モーターのトルクは従来型比で約20%増加
新型プリウスには、第5世代のハイブリッドシステムを搭載する。駆動方式FFの米国仕様車の場合、「M20A-FXS」型2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力194hp、最大トルク19.2kgmを発生する。0~96km/h加速は7.2秒と、従来型の9.8秒に対して、26%速くなった。
また、駆動方式AWDの米国仕様車の場合、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最大出力196hp、最大トルク19.2kgmを発生する。0~96km/h加速は7.0秒だ。AWD車には、モーターで後輪を駆動する電動オンデマンドAWDシステムを採用した。発進時や雪道などの滑りやすい路面において、安定した走行性能を追求している。
ハイブリッドシステム全体のパワーは、従来型に対して約60%向上した。また、エンジンのトルクも従来型比で約16%増しており、モーターのトルクも従来型比で約20%増加し、21kgmとしている。
バッテリーは新開発のリチウムイオン。従来モデルのニッケル水素バッテリーよりも、15%出力が向上しているという。なお、日本仕様に設定される1.8リットル版は、米国では用意されない。
◆新型はこれまでで最も燃費の良いプリウスに
新型は、これまでで最も燃費の良いプリウスになるという。米国仕様車のEPA(米国環境保護局)燃費は、FF駆動の「LE」グレードで、57マイル/ガロン(約24.2km/リットル)になる見通し。
新型プリウスは、第2世代の 「TNGA-C」プラットフォームをベースにしている。従来型と比較して、軽量化と剛性の向上により、低重心化を図っている。日本でデザインされた新型プリウスは、モダンで進歩的、かつ控えめなスタイルを内外装に表現している。
エアロダイナミクス性能を追求した新型プリウスは、前面空気抵抗を示すCd値が0.27。ルーフラインを従来型よりも約50mm低くし、よりアスレチックなフォルムを実現したという。車両のフロントは従来型よりも約25mmワイド化されており、モダンなスタイルにダイナミックさを融合した、と自負する。
◆12.3インチの「トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システム」
米国仕様車には、テキサス州に本拠を置くトヨタのコネクテッドテクノロジー部門が設計した12.3インチの「トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システム」がオプション設定される。また、新型プリウスの顧客には、「Over-the-Air(OTA)」アップデートなど、さまざまなコネクティビティや便利な機能にアクセスする機会が用意されている。
新しいトヨタ・オーディオ・マルチメディア・システムは、デュアル Bluetooth電話接続を可能にした。標準装備されるワイヤレスの「Apple CarPlay」 とグーグル「Android Auto」にも対応する。
新型プリウスには、最大5台のデバイスに 車内での4G接続を可能する 「Wi-Fi Connect」のトライアル版が付帯する。これにより、新型の車内が、AT&Tのホットスポットになる。HD Radio、USBデータ、SiriusXMプラチナプランなどのサービスに加えて、Wi-Fi Connect には新しい統合ストリーミング機能があり、顧客が別のApple製品にリンクする機会を提供するという。
◆「ハイ、トヨタ」と呼びかけると音声アシストが起動
トヨタ・オーディオ・マルチメディア・システムは、直感的なタッチと音声コントロールによって操作できる。オプションの「コネクテッド・サービス・ドライブ・コネクト」を利用すると、乗員は「インテリジェント・アシスタント」、クラウドナビゲーション、目的地アシストにアクセスできる。
インテリジェント・アシスタントを利用すると、「ハイ、トヨタ」と呼びかけることにより、システムが起動する。音声起動コマンドで目的地を検索したり、「POI(Points of Interest)」を見つけたり、オーディオを調整したり、車内の温度を変更したりすることができる。
クラウドナビゲーションは、クラウドを利用して、最新の地図、交通情報、ルート情報をダウンロードする。ユーザーが最新の検索機能を使えるようにするために、POI検索は Google (グーグル)の POIデータを反映させる。 目的地アシストでは、次の目的地を見つけるために 24時間365日の「ライブ・エージェント・アシスタンス」にアクセスすることも可能、としている。
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