タイで人気! トヨタ カローラクロス 改良新型に注目集まる…バンコクモーターショー2024
タイ国内で圧倒的シェアを持つトヨタ車にあって、一際人気を集めているのが『カローラクロス』だ。2020年、日本に先行してタイで発売され、今年2月には初のマイナーチェンジを実施。その颯爽としたスタイリングにバンコクモーターショー2024(第45回バンコク国際モーターショー)でも大きな注目が集まった。
◆発売以来約3年半で7万台を超えるヒットモデルに
このカローラクロス、日本でも人気は高いが、バンコク市内で街を通り行くクルマを眺めているとそれ以上の頻度で目にすることができる。カローラそのものはバンコク市内でタクシーとしても長いこと運用されてきており、決して珍しくないが、それでもカローラクロスの増殖ぶりは半端じゃないと感じる。この要因は一体どこにあるのか。
タイの自動車事情通によれば、「バンコクはもともと水害被害の多い地域で、フロアが高いクルマが好まれる傾向が強かった。そこに高い信頼性のカローラにフロアが高いボディが登場して人気に火がついた」とのこと。発売以来、このグレードだけで累計販売台数は2023年12月までで7万1160台にも及んでおり、もはやカローラクロスは、タイにおいてトヨタを代表するクルマに成長したと言えるだろう。
そもそもカローラクロスがデビューしたのは2020年7月、タイが最初だった。日本でのデビューは2021年9月だったから、それよりも1年以上も早くタイでデビューしたことになる。そして今回、初のマイナーチェンジを実施。しかも、タイには日本にはない“GRスポーツ”までもラインナップする。これはまさにタイにおいて、カローラクロスの人気を不動のものにしようとする、トヨタの明確な意志表示と見ていいだろう。
◆フロント周りはレクサスを彷彿とさせる新デザイン
そんなカローラクロスが初のマイナーチェンジを実施した。その概要から見ていきたい。
ラインナップは4種類のグレードを用意し、5種類のボディカラーを組み合わせる。高級感とモダンさを兼ね備えた新色として、セメントグレーメタリックを追加した。価格は99万9000バーツ(約415万円)からとなる。
新型を前にして感じるのが、従来と大きく印象を変えたフロント周りだ。ハニカムメッシュを施したバンパー大型バンパーは“アーバン×プレミアム”をコンセプトとしたもので、そのデザインはレクサスのコンパクトSUV『LBX』にも採用された「ユニファイドグリル」そのものだ。
マイナーチェンジではヘッドランプ周りにも手が入れられた。LEDプロジェクターヘッドランプも日本仕様に合わせた新意匠となり、シーケンシャルLEDウインカーとも相まって、視認性と安全性向上に大きく寄与するものとなった。
◆鮮烈な印象を与えるダークローズのインテリア
インテリアはより高級感のあるデザインに変更されている。 内装色はブラックと新色のダークローズの2色を設定。その中で何よりも印象的なのが、鮮烈なダークローズのカラーリングで、これをシート表皮とアームレストに施し、それ以外をブラックで覆う。この二つのカラーが互いに引き締め合って、否応なしにスポーツ心を高めてくれるのだ。しかも、ダッシュボードもソフトパッドで覆われており、ハイグレードな雰囲気も十分だ。
他にも電動サンシェードを備えた大型フレームレスパノラマルーフを選択でき、オートブレーキホールド機能付電動パーキングブレーキ、多彩な表示を可能にする12.3インチフルデジタルメーターなど充実の装備。左右独立温度調整機能付きデュアルゾーンオートエアコンシステムを装備したほか、USBタイプCコネクタは後席用にも装備している。また、センターの10.1インチのHDタッチスクリーンは、ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」に対応している。
安全性の面では、ハイブリッド車に「Toyota Safety Sense」システムが搭載され、全車速ダイナミックレーダークルーズコントロールも装備。「BSM (ブラインド・スポット・モニタリング)」、後退時の 「RCTA (リア・クロス・トラフィック・アラート)」、360度ビューのパノラマビューモニター(PVM)、タイヤ空気圧警告システム、タイヤ空気圧監視システムなども装備した。
◆発売以来約3年半で7万台を超えるヒットモデルに
このカローラクロス、日本でも人気は高いが、バンコク市内で街を通り行くクルマを眺めているとそれ以上の頻度で目にすることができる。カローラそのものはバンコク市内でタクシーとしても長いこと運用されてきており、決して珍しくないが、それでもカローラクロスの増殖ぶりは半端じゃないと感じる。この要因は一体どこにあるのか。
タイの自動車事情通によれば、「バンコクはもともと水害被害の多い地域で、フロアが高いクルマが好まれる傾向が強かった。そこに高い信頼性のカローラにフロアが高いボディが登場して人気に火がついた」とのこと。発売以来、このグレードだけで累計販売台数は2023年12月までで7万1160台にも及んでおり、もはやカローラクロスは、タイにおいてトヨタを代表するクルマに成長したと言えるだろう。
そもそもカローラクロスがデビューしたのは2020年7月、タイが最初だった。日本でのデビューは2021年9月だったから、それよりも1年以上も早くタイでデビューしたことになる。そして今回、初のマイナーチェンジを実施。しかも、タイには日本にはない“GRスポーツ”までもラインナップする。これはまさにタイにおいて、カローラクロスの人気を不動のものにしようとする、トヨタの明確な意志表示と見ていいだろう。
◆フロント周りはレクサスを彷彿とさせる新デザイン
そんなカローラクロスが初のマイナーチェンジを実施した。その概要から見ていきたい。
ラインナップは4種類のグレードを用意し、5種類のボディカラーを組み合わせる。高級感とモダンさを兼ね備えた新色として、セメントグレーメタリックを追加した。価格は99万9000バーツ(約415万円)からとなる。
新型を前にして感じるのが、従来と大きく印象を変えたフロント周りだ。ハニカムメッシュを施したバンパー大型バンパーは“アーバン×プレミアム”をコンセプトとしたもので、そのデザインはレクサスのコンパクトSUV『LBX』にも採用された「ユニファイドグリル」そのものだ。
マイナーチェンジではヘッドランプ周りにも手が入れられた。LEDプロジェクターヘッドランプも日本仕様に合わせた新意匠となり、シーケンシャルLEDウインカーとも相まって、視認性と安全性向上に大きく寄与するものとなった。
◆鮮烈な印象を与えるダークローズのインテリア
インテリアはより高級感のあるデザインに変更されている。 内装色はブラックと新色のダークローズの2色を設定。その中で何よりも印象的なのが、鮮烈なダークローズのカラーリングで、これをシート表皮とアームレストに施し、それ以外をブラックで覆う。この二つのカラーが互いに引き締め合って、否応なしにスポーツ心を高めてくれるのだ。しかも、ダッシュボードもソフトパッドで覆われており、ハイグレードな雰囲気も十分だ。
他にも電動サンシェードを備えた大型フレームレスパノラマルーフを選択でき、オートブレーキホールド機能付電動パーキングブレーキ、多彩な表示を可能にする12.3インチフルデジタルメーターなど充実の装備。左右独立温度調整機能付きデュアルゾーンオートエアコンシステムを装備したほか、USBタイプCコネクタは後席用にも装備している。また、センターの10.1インチのHDタッチスクリーンは、ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」に対応している。
安全性の面では、ハイブリッド車に「Toyota Safety Sense」システムが搭載され、全車速ダイナミックレーダークルーズコントロールも装備。「BSM (ブラインド・スポット・モニタリング)」、後退時の 「RCTA (リア・クロス・トラフィック・アラート)」、360度ビューのパノラマビューモニター(PVM)、タイヤ空気圧警告システム、タイヤ空気圧監視システムなども装備した。
最新ニュース
-
-
マツダのロータリーエンジン開発を指揮、故・山本健一氏…「FIVA」自動車殿堂入り
2024.11.12
-
-
-
ヤマハの新しい乗り物「グリーンスローモビリティ」生花店とコラボ展示へ…横浜「Local Green Festival」
2024.11.12
-
-
-
カストロール、ラリージャパン2024に往年の『WRCカローラ』を展示
2024.11.12
-
-
-
アウディ『A3』のSUV「オールストリート」にPHEV設定、EV航続は最大140km
2024.11.12
-
-
-
時代は4点から6点へ! 進化するサーキット用シートベルトと安全デバイス~カスタムHOW TO~
2024.11.12
-
-
-
ヒョンデ『アイオニック5』、日本にない米国専用オフロード仕様「XRT」は5万6875ドルから
2024.11.12
-
-
-
軽自動車サイズの布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」、ソフト99がMakuakeで先行販売
2024.11.12
-
最新ニュース
-
-
マツダのロータリーエンジン開発を指揮、故・山本健一氏…「FIVA」自動車殿堂入り
2024.11.12
-
-
-
ヤマハの新しい乗り物「グリーンスローモビリティ」生花店とコラボ展示へ…横浜「Local Green Festival」
2024.11.12
-
-
-
カストロール、ラリージャパン2024に往年の『WRCカローラ』を展示
2024.11.12
-
-
-
アウディ『A3』のSUV「オールストリート」にPHEV設定、EV航続は最大140km
2024.11.12
-
-
-
時代は4点から6点へ! 進化するサーキット用シートベルトと安全デバイス~カスタムHOW TO~
2024.11.12
-
-
-
ヒョンデ『アイオニック5』、日本にない米国専用オフロード仕様「XRT」は5万6875ドルから
2024.11.12
-
MORIZO on the Road