『ゴルフR』改良新型は最高速270km/h、世界最速の量産VW車に…発表

  • フォルクスワーゲン・ゴルフR 改良新型
フォルクスワーゲンは6月26日、「ゴルフ」シリーズの高性能モデル、『ゴルフR』改良新型(Volkswagen Golf R)を欧州で発表した。

●高品質コンセプト
改良新型ゴルフRは、LEDプラスヘッドライト、イルミネーション付きVWエンブレム、バンパー内のエアカーテン、そして新しいLEDテールライトクラスターを備えた新しいフロントが特徴。オプションの新しい19インチの「ヴァルメナウ」鍛造ホイールは、1本あたり8kgの軽量設計で、効率的なブレーキ冷却を実現している。

インテリアは、ドライバーに合わせたエルゴノミックなデザインで、「R」スタイルに仕上げられている。運転席と助手席には、ヘッドレスト一体のトップスポーツシートが装備されている。オプションとして、カーボンルックのトリムとブルーのアクセントが施されたブラックナッパレザーインテリアや、リアルカーボンの内装パネルも選択できる。これらの装備は、改良新型ゴルフRの高品質なコンセプトを強調している。

●2.0L直4ガソリンターボエンジンは333ps
改良新型ゴルフRは、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの最大出力を333psに強化した。7速DSGと4MOTION全輪駆動システムを通じてパワーを伝達する。Rパフォーマンストルクベクタリングにより、後輪への駆動力を個別に配分し、コーナリング時の安定性と機敏性を向上させる。最大トルクは420Nmで、最高速度は250km/h。オプションのRパフォーマンスパッケージを選択すると、最高速は270km/hまで引き上げることができる。世界最速の量産フォルクスワーゲン車になるという。

●ニュルブルクリンク北コース向け走行モード
Rパフォーマンスパッケージは、モータースポーツファン向けに「ドリフト」と「スペシャル」の2つの走行モードを追加する。スペシャルモードは、ニュルブルクリンク北コースの条件に特化して調整されている。さらに、大型ルーフスポイラーによってダウンフォースが増加し、空気の流れが最適化される。このパッケージには、GPSラップタイマーとGメーターも含まれており、デジタルコックピットプロに表示される。

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[提供元:レスポンス]レスポンス

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