ホイールからシートまで! クルマを10kg以上軽くする軽量化テクニック~カスタムHOW TO~
軽量化はもっとも効果的なチューニング。クルマが軽くなれば加速が良くなり、ブレーキも効くようになる。コーナリングの限界も高まる。そして、燃費も良くなる。
そこで自動車メーカーでも涙ぐましい努力をしている。さまざまな部分が鉄からアルミになったり、無駄な部分とカットしたりと少しでも軽くする努力がされている。さらにユーザー側でできる軽量化を施せば、さまざまな場面でメリットが得られる。そんな手軽にできる軽量化をピックアップ。
1:ホイールを軽くする
ほとんどのクルマにアルミホイールが標準装備されているが、純正ホイールは様々な場面を想定した設計と高い安全率から決して軽くはない。そこで軽量なスポーツホイールにすることで軽量化が可能になる。
さらにサスペンションのスプリングよりも路面に近いいわゆるバネ下重量と呼ばれる部分なので、軽量化の効果が大きい。バネ下重量が軽くなると、サスペンションは上下に動きやすく路面に追従しやすい。またホイールが回転するときの慣性も減るので、加速しやすく減速しやすくなる。
気をつけたいのはいくらスポーツホイールとはいえ、インチアップするとさすがに純正ホイールより重くなってしまうことがある。できれば純正ホイールと同じサイズが望ましい。また標準設定で17インチと18インチの設定があるような場合は、小さいインチ径のホイールをチョイスするのも手。
2:バッテリーを軽くする
純正バッテリーは中に電解水が入っていて重い。対するドライバッテリーと呼ばれるものは、内部のシートに電解水に当たるものが含ませてあったりと軽く作られている。最近ではリチウムイオンやリン酸鉄などいくつかの種類があり、いずれも軽量に作られている。こういったバッテリーを導入するのも手のひとつ。
目安としてはノーマルバッテリーが15kgのところ5kgくらい。普通車で約10kgの軽量化が可能になる。ドライバッテリーは価格も高く、10万円近くすることが多いが今や10kgの軽量化になるコストと考えるとかなりお安い方といえる。
気をつけたいのは粗悪な海外製があり、突然使えなくなるくらいならまだしも、発火することもある。日本でサポート体制が整備された正規輸入品など、きちんとしたものを使ってもらいたい。そういったものであれば、とくにデメリットもなく、軽量化が可能になる。
3:シートを軽くする
純正シートは重く、フルバケットシートを代表とするアフターパーツのシートにすることで軽量化できる。と、言われていたがそれがすべてのクルマに当てはまるわけではないのが最近の特徴。以前はその考えで間違っていなかったが、最近は自動車メーカー側でも軽量化に注力していて、軽い純正シートのクルマが増えている。代表例でいえばND型ロードスターは純正シートからフルバケットシートに交換しても重量はほぼ同じ。
とはいえ、そこまで軽量に作られていないクルマも多いし、電動シートであれば数十kg単位で軽量にすることも可能。そういったシートの場合、左右交換すれば30~40kgも軽くすることができる。
4:ボンネットを軽くする
外装パーツの軽量化も有効。代表的なものはボンネットだ。鉄製ボンネットからFRPやカーボン製などにすると10kgほど軽量になる場合が多い。とくにデメリットもない。
だが、費用的にはなかなかなもの。ボンネットが10万円としてもそれがそのまま取り付けられる可能性は低い。板金屋さんでチリ合わせをしたり、カーボン製でもそのままだと紫外線でくすんでくるのでクリア塗装がオススメ。ボディ同色塗装を施す場合はパテを入れて面だしをしないと、ボンネット表面の光の反射が不自然になってしまうことが多い。そういった作業で10万円近く掛かってしまうこともある。
また最近はアルミ製ボンネットのクルマも増えている。トヨタ『86』/スバル『BRZ』などはその典型で、正直樹脂製ボンネットに交換してもほとんど重量は変わらない。シルビアのような鉄製ボンネットのクルマの場合は大きな効果を発揮する。どんなクルマに取り付けるかで大きく効果が変わるのだ。
そこで自動車メーカーでも涙ぐましい努力をしている。さまざまな部分が鉄からアルミになったり、無駄な部分とカットしたりと少しでも軽くする努力がされている。さらにユーザー側でできる軽量化を施せば、さまざまな場面でメリットが得られる。そんな手軽にできる軽量化をピックアップ。
1:ホイールを軽くする
ほとんどのクルマにアルミホイールが標準装備されているが、純正ホイールは様々な場面を想定した設計と高い安全率から決して軽くはない。そこで軽量なスポーツホイールにすることで軽量化が可能になる。
さらにサスペンションのスプリングよりも路面に近いいわゆるバネ下重量と呼ばれる部分なので、軽量化の効果が大きい。バネ下重量が軽くなると、サスペンションは上下に動きやすく路面に追従しやすい。またホイールが回転するときの慣性も減るので、加速しやすく減速しやすくなる。
気をつけたいのはいくらスポーツホイールとはいえ、インチアップするとさすがに純正ホイールより重くなってしまうことがある。できれば純正ホイールと同じサイズが望ましい。また標準設定で17インチと18インチの設定があるような場合は、小さいインチ径のホイールをチョイスするのも手。
2:バッテリーを軽くする
純正バッテリーは中に電解水が入っていて重い。対するドライバッテリーと呼ばれるものは、内部のシートに電解水に当たるものが含ませてあったりと軽く作られている。最近ではリチウムイオンやリン酸鉄などいくつかの種類があり、いずれも軽量に作られている。こういったバッテリーを導入するのも手のひとつ。
目安としてはノーマルバッテリーが15kgのところ5kgくらい。普通車で約10kgの軽量化が可能になる。ドライバッテリーは価格も高く、10万円近くすることが多いが今や10kgの軽量化になるコストと考えるとかなりお安い方といえる。
気をつけたいのは粗悪な海外製があり、突然使えなくなるくらいならまだしも、発火することもある。日本でサポート体制が整備された正規輸入品など、きちんとしたものを使ってもらいたい。そういったものであれば、とくにデメリットもなく、軽量化が可能になる。
3:シートを軽くする
純正シートは重く、フルバケットシートを代表とするアフターパーツのシートにすることで軽量化できる。と、言われていたがそれがすべてのクルマに当てはまるわけではないのが最近の特徴。以前はその考えで間違っていなかったが、最近は自動車メーカー側でも軽量化に注力していて、軽い純正シートのクルマが増えている。代表例でいえばND型ロードスターは純正シートからフルバケットシートに交換しても重量はほぼ同じ。
とはいえ、そこまで軽量に作られていないクルマも多いし、電動シートであれば数十kg単位で軽量にすることも可能。そういったシートの場合、左右交換すれば30~40kgも軽くすることができる。
4:ボンネットを軽くする
外装パーツの軽量化も有効。代表的なものはボンネットだ。鉄製ボンネットからFRPやカーボン製などにすると10kgほど軽量になる場合が多い。とくにデメリットもない。
だが、費用的にはなかなかなもの。ボンネットが10万円としてもそれがそのまま取り付けられる可能性は低い。板金屋さんでチリ合わせをしたり、カーボン製でもそのままだと紫外線でくすんでくるのでクリア塗装がオススメ。ボディ同色塗装を施す場合はパテを入れて面だしをしないと、ボンネット表面の光の反射が不自然になってしまうことが多い。そういった作業で10万円近く掛かってしまうこともある。
また最近はアルミ製ボンネットのクルマも増えている。トヨタ『86』/スバル『BRZ』などはその典型で、正直樹脂製ボンネットに交換してもほとんど重量は変わらない。シルビアのような鉄製ボンネットのクルマの場合は大きな効果を発揮する。どんなクルマに取り付けるかで大きく効果が変わるのだ。
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-
-
-
楽しく学べる「防災ファミリーフェス」を茨城県の全トヨタディーラーが運営する「茨城ワクドキクラブ」が開催
2024.11.21
-
最新ニュース
-
-
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
2024.11.21
-
-
-
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
2024.11.21
-
-
-
EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に
2024.11.21
-
-
-
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
2024.11.21
-
-
-
光岡、話題の55周年記念車『M55』を市販化、100台限定で808万5000円
2024.11.21
-
-
-
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
2024.11.21
-
MORIZO on the Road