スズキ、パキスタン農業大学とバイオガスの共同研究・開発へ

スズキは9月20日、パキスタン子会社のパックスズキモーター社(以下、パックスズキ)が、パキスタンのファイサラバード農業大学(以下、UAF)とバイオガスの共同研究・開発に関する覚書を締結した、と発表した。

9月19日にパキスタン・ファイサラバードにあるUAFのキャンパスで覚書締結式が行われた。パックスズキの河村社長およびUAF副総長のイクラル・アーマド・カーン博士をはじめとする両者の関係者が出席した。

今回の覚書における取組は、バイオガスの技術と有機肥料の共同研究・開発、およびプロジェクトの商業可能性の検討、資源・情報の交流、先行研究などが含まれる。両者は今後、パキスタンの社会経済の発展およびカーボンニュートラルの達成に向けて協力して取り組む予定だ。

この共同研究は、パキスタンの持続可能なエネルギー供給と環境保護に貢献することを目指している。バイオガス技術の進展により、農業廃棄物の有効利用が期待されており、これにより有機肥料の生産も促進される見通しだ。

  • スズキがパキスタン農業大学とバイオガスの共同研究・開発に関する覚書を締結

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