「雪道で走ってみたい」日産『セレナe-4ORCE』に期待の声、室内空間と価格には辛口評価も…?
日産自動車は、主力ミニバン『セレナ』のe-POWER車に電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を追加設定し、11月中旬から販売を開始すると発表した。価格は361万4600円から。SNSでは、走行性能、レイアウト変更による室内空間の変化、価格等に関してなど、セレナe-4ORCEの話題で盛り上がっている。
セレナはクルマ酔いを軽減する工夫や充実した先進技術、室内空間の広さやデザイン性、機能性を兼ね備えた装備を持つモデルだ。国内販売ではトップ10入りする人気モデルでもある。今回、従来からの魅力の一つであった「疲れにくさ」、「酔いにくさ」をさらに向上させ、雪道等の路面での安定した走行を追及したという。
まず、注目となるのが電動駆動4輪制御技術のe-4ORCE。セレナではフロントに120kW/315Nm、リアに60kW/195Nmと2基のモーターを搭載し、これらと左右のブレーキを統御することで、特に雪道などの悪路や、山道にて安定した駆動力とコントロール性を確保。その制御システムを利用して、市街地などでも車体を安定させ、快適性を付与している。
ハイブリッドシステムにより4WDでありながら、燃費性能は16.2km/リットル~17.0km/リットル(WLTCモード)を実現している。
冬シーズンでの発売が予定されていることもありSNS上では「雪道で走ってみたい」、「雪国では売れるだろう」といったコメントが見られた。一方で、2WDモデルとは異なり、リアの足回りがストラット式からトーションビーム式に変更されたことや、2WDモデルと同等の出力であるということもあり、試乗による詳細レビューを求める声も多く見られた。
また、室内空間にも注目が集まっている。今回、車中泊にフォーカスしたモデル『セレナ マルチベット』にもe-4ORCEが追加され、アウトドアを視野に入れるユーザーには注目の変更となっている。しかし、e-4ORCEの機関部のレイアウト上、フロアが上昇し、リアのアンダーラゲッジスペース等の容量が小さくなっている点を懸念する声も。
開発者は、「ラゲッジアンダーボックスは小型化しているが、洗車道具やキャンプ道具も入る大きさを確保」とした上で、「荷室開口高はクラストップレベルの低さ(540mm)に抑え、荷物の出し入れがしやすい使い勝手の良い荷室となっている」と説明する。e-4ORCEにおける室内空間の問題を解決するため、専用のパーツを開発、徹底的なテストを繰り返したという。
その他にも、価格が「e-4ORCE X」グレードの 361万4600円からとなっており、グレード・オプション次第で乗り出し500万円を超えることから「高すぎる」、「エルグランドとの差別化はどうなっているの?」といったコメントも上がっている。
セレナはクルマ酔いを軽減する工夫や充実した先進技術、室内空間の広さやデザイン性、機能性を兼ね備えた装備を持つモデルだ。国内販売ではトップ10入りする人気モデルでもある。今回、従来からの魅力の一つであった「疲れにくさ」、「酔いにくさ」をさらに向上させ、雪道等の路面での安定した走行を追及したという。
まず、注目となるのが電動駆動4輪制御技術のe-4ORCE。セレナではフロントに120kW/315Nm、リアに60kW/195Nmと2基のモーターを搭載し、これらと左右のブレーキを統御することで、特に雪道などの悪路や、山道にて安定した駆動力とコントロール性を確保。その制御システムを利用して、市街地などでも車体を安定させ、快適性を付与している。
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