【車高ダウンの真実】乗り心地、コスト、寿命…全ての疑問に答えます!~カスタムHOW TO~
クルマのカスタムにおいて車高はとても重要な要素。もちろん個人の好みがあるが、一般的に車高がちょっと低くなるとスタイリッシュに見えることが多い。そこで車高を下げたいと言う人も多いが、その時にはいくつかの注意点と押さえておきたいポイントがある。
まず車高を下げるときにどうやって下げるか、いくつかの方法がある。最も手軽なのはダウンサスによる車高ダウンだ。
1:ダウンサス
一般的にダウンサスという名前で呼ばれているが、これはサスペンションのことではなく、純正サスペンションに組み合わせるスプリングのことを指す。純正サスペンションと同じような荒巻き形状のスプリングだが、純正よりも車高が下がるように設計されていて、形がそれぞれ異なるので車種専用設計となる。
ダウンサスの利点は純正のダンパーを使用するので、コストパフォーマンスに優れる。車高調であれば10万円前後からスタートとなるが、ダウンサスの場合、3万円程度から購入することができる。
また純正ダンパーを使うので耐久性に優れる。純正ダンパーは多くの場合10万km近く使ってもオイル漏れがなく大きなヘタリも感じずに使えることが多い。そのダンパーをそのまま使ってそこに専用のバネを組み合わせるのでダンパーからのオイル漏れや劣化による乗り心地の悪化などが極めて少ない。
問題点ではないが、ダウンサスではできないこととしては、細かな車高の調整や大幅な車高ダウンは難しい。
あとは製品自体は安いが意外と取り付け工賃が高くなりがち。これは純正サスペンションを一度取り外してばらし、スプリングを組み替えて再び取り付ける必要があるので、いわば車高調よりも手間がかかる。製品代は安いが、意外と取り付けてみると工賃がかかってしまったことが多い。
2:車高調
車高調はサスペンション自体を純正からアフターパーツメーカー製のものに交換するチューニングのこと。そもそも長さが短く設計されていて、それに合わせてバネレートもアップした硬いバネが組み合わされている。
利点としては、減衰力も含めて低い車高に合わせて設計されているので、車高が下がった状態でも底付きなど起こしにくく、不快な乗り心地になりにくい。
また減衰力調整が付いている車高調であればタイヤとの組み合わせや走るステージに合わせて減衰力を調整できるので、より、乗り心地を細やかに調整することができる。
またその名の通り車高を調整できるサスペンションのことなので、車高が細かく調整できる。現在主流となっている全長調整式車高調の場合、車高はフレキシブルに変えることができるので、0.5mm単位での調整なども可能。
デメリットとしてはやはり価格が高いことと、純正サスに比べれば寿命が短い点にある。価格はリーズナブルなものであれば10万円以下から手に入るが、一般的には20万円前後が主流。30万円を超えてくるとなかなか高級なモデルになってきて、ハイエンドは100万円を超えるサスペンションもある。
またそのライフは、今や数万キロで寿命を迎えてしまうようなサスペンションはほとんどないが、純正サスペンションのように10万km以上もノーメンテで使える事は少ない。数年もしくは数万km使用したらオーバーホールなどをしながら使っていくのが本来の性能を保つことができて望ましい。
車高を下げるのに伴って他にも気をつけたい部分がある。まずは車高を変えたらホイールアライメントが狂ってしまっている。クルマは車高を下げるとキャンバー角が増えたり、トーがインに向いたりアウトに向いたり、色々と自動的に変わるように設計されている。
そこで車高を変えたらアライメント調整が必須となる。しっかりとアライメント調整をしておかないとタイヤが異常に内側だけが減ったり。外側だけが減ったりするような現象が起きる。またきちんとしたハンドリングにもならないので、車高調整とアライメント調整はセットで考えたい。
また、車高を下げるとサスペンションアームの路面との角度が変わってしまって、乗り心地やハンドリングが悪化したりすることもある。そんなときにはアームの角度の補正をするパーツを使ったり、そういったアームの角度を見越したアライメントにするなど、詳しくはプロショップに相談してもらいたい。
まず車高を下げるときにどうやって下げるか、いくつかの方法がある。最も手軽なのはダウンサスによる車高ダウンだ。
1:ダウンサス
一般的にダウンサスという名前で呼ばれているが、これはサスペンションのことではなく、純正サスペンションに組み合わせるスプリングのことを指す。純正サスペンションと同じような荒巻き形状のスプリングだが、純正よりも車高が下がるように設計されていて、形がそれぞれ異なるので車種専用設計となる。
ダウンサスの利点は純正のダンパーを使用するので、コストパフォーマンスに優れる。車高調であれば10万円前後からスタートとなるが、ダウンサスの場合、3万円程度から購入することができる。
また純正ダンパーを使うので耐久性に優れる。純正ダンパーは多くの場合10万km近く使ってもオイル漏れがなく大きなヘタリも感じずに使えることが多い。そのダンパーをそのまま使ってそこに専用のバネを組み合わせるのでダンパーからのオイル漏れや劣化による乗り心地の悪化などが極めて少ない。
問題点ではないが、ダウンサスではできないこととしては、細かな車高の調整や大幅な車高ダウンは難しい。
あとは製品自体は安いが意外と取り付け工賃が高くなりがち。これは純正サスペンションを一度取り外してばらし、スプリングを組み替えて再び取り付ける必要があるので、いわば車高調よりも手間がかかる。製品代は安いが、意外と取り付けてみると工賃がかかってしまったことが多い。
2:車高調
車高調はサスペンション自体を純正からアフターパーツメーカー製のものに交換するチューニングのこと。そもそも長さが短く設計されていて、それに合わせてバネレートもアップした硬いバネが組み合わされている。
利点としては、減衰力も含めて低い車高に合わせて設計されているので、車高が下がった状態でも底付きなど起こしにくく、不快な乗り心地になりにくい。
また減衰力調整が付いている車高調であればタイヤとの組み合わせや走るステージに合わせて減衰力を調整できるので、より、乗り心地を細やかに調整することができる。
またその名の通り車高を調整できるサスペンションのことなので、車高が細かく調整できる。現在主流となっている全長調整式車高調の場合、車高はフレキシブルに変えることができるので、0.5mm単位での調整なども可能。
デメリットとしてはやはり価格が高いことと、純正サスに比べれば寿命が短い点にある。価格はリーズナブルなものであれば10万円以下から手に入るが、一般的には20万円前後が主流。30万円を超えてくるとなかなか高級なモデルになってきて、ハイエンドは100万円を超えるサスペンションもある。
またそのライフは、今や数万キロで寿命を迎えてしまうようなサスペンションはほとんどないが、純正サスペンションのように10万km以上もノーメンテで使える事は少ない。数年もしくは数万km使用したらオーバーホールなどをしながら使っていくのが本来の性能を保つことができて望ましい。
車高を下げるのに伴って他にも気をつけたい部分がある。まずは車高を変えたらホイールアライメントが狂ってしまっている。クルマは車高を下げるとキャンバー角が増えたり、トーがインに向いたりアウトに向いたり、色々と自動的に変わるように設計されている。
そこで車高を変えたらアライメント調整が必須となる。しっかりとアライメント調整をしておかないとタイヤが異常に内側だけが減ったり。外側だけが減ったりするような現象が起きる。またきちんとしたハンドリングにもならないので、車高調整とアライメント調整はセットで考えたい。
また、車高を下げるとサスペンションアームの路面との角度が変わってしまって、乗り心地やハンドリングが悪化したりすることもある。そんなときにはアームの角度の補正をするパーツを使ったり、そういったアームの角度を見越したアライメントにするなど、詳しくはプロショップに相談してもらいたい。
最新ニュース
-
-
ついに1000万円超えた、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』に初のPHEV…510万円からの入門車も
2024.12.21
-
-
-
初心者必見! エアクリーナーフィルター交換で失敗しないためのポイント~カスタムHOW TO~
2024.12.21
-
-
-
トヨタ『MIRAI』が動力源の水素キッチンカー、汐留クリスマスマーケットに出店へ…12月21-22日
2024.12.21
-
-
-
日産『キックス』旧型を「キックス プレイ」として併売へ
2024.12.21
-
-
-
マルチスズキ、『ワゴンR』発売25周年を祝う…3年連続インドベストセラー車に
2024.12.21
-
-
-
横浜ゴムはタイヤ/ホイールの2ブース出展、織戸茉彩選手の『MAAYA GR86』展示も…東京オートサロン2025
2024.12.21
-
-
-
マツダが8車種と最多、米IIHS最高の安全性評価「トップセーフティピック+」獲得
2024.12.21
-
最新ニュース
-
-
ついに1000万円超えた、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』に初のPHEV…510万円からの入門車も
2024.12.21
-
-
-
初心者必見! エアクリーナーフィルター交換で失敗しないためのポイント~カスタムHOW TO~
2024.12.21
-
-
-
トヨタ『MIRAI』が動力源の水素キッチンカー、汐留クリスマスマーケットに出店へ…12月21-22日
2024.12.21
-
-
-
日産『キックス』旧型を「キックス プレイ」として併売へ
2024.12.21
-
-
-
マルチスズキ、『ワゴンR』発売25周年を祝う…3年連続インドベストセラー車に
2024.12.21
-
-
-
横浜ゴムはタイヤ/ホイールの2ブース出展、織戸茉彩選手の『MAAYA GR86』展示も…東京オートサロン2025
2024.12.21
-
MORIZO on the Road