「チェーン規制」ではスタッドレスもダメ? 備えあれば憂い無し! 非金属タイヤチェーンの新作登場【特選カーアクセサリー名鑑】
進化が顕著な秀作「カーアクセサリー」を厳選して紹介している当コーナー。今回は、非金属タイヤチェーンの注目作をピックアップする。“スタッドレスは履かない派”と、“チェーン規制”の有り得るルートを通る可能性のあるドライバーは、これに要注目!
ところでチェーンというと、雪がめったに降らない地域のドライバーのためのものだと思われがちだが、実はスタッドレスを履いていてもチェーンを装着しなくてはならないときがある。それは、「チェーン規制」だ。なおこれは、冬の高速道路で実施される「冬用タイヤ規制」とは別物だ。
冬用タイヤ規制では、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤなど)またはタイヤチェーンなどの滑り止め装置を装着していれば通行できるが、チェーン規制ではスタッドレスタイヤを履いていてもチェーンを装着しないと通れない。
なお当規制が実施され得る箇所は、「急な上り下りがある峠などで過去に雪による立ち往生や通行止めが起こった場所の中で、タイヤチェーンを着脱できる場所や通行止めが解除されるまで待機できる場所がある区間」と定められていて、国土交通省のHPを見ると現状当規制が実施される可能性のある区間は、国道と高速道路を合わせて全国で計13か所ある。それらを通る予定があるのなら、チェーンの用意もしておくべきだ。つまりそのような箇所では、スタッドレスでは足止めをくらってもチェーンを巻けば通行できる。
そんな“もしも”のときの頼れるアイテムの新作が、「Carmate(カーメイト)」からこの10月に発売された。品名は『バイアスロン・イージーフィット』、価格はオープン(実勢価格は3万0800円前後~3万5800円前後)だ。
ちなみに当品は、「Carmate」が展開しているタイヤチェーンブランド「BIATHLON(バイアスロン)」からリリースされている『バイアスロン』シリーズの、6年ぶりとなる新作だ。
で、当品の最大の特長は、走行によりタイヤに自動でフィットする「セルフフィットリール」が2つ搭載されていることにある。なおこの「セルフフィットリール」は、2018年に発売された『バイアスロン セルフィット』にて初めて製品化されたもので、タイヤの表と裏がワイヤーで繫がっていて、クルマを移動させることでワイヤーが巻き取られ自動的にチェーンがタイヤにフィットするという仕組みを持つ。そして新作では、よりスムーズに取り付けられるように改良が施されている。
さらには、タイヤの形状に合わせた立体構造の「3Dフィット」とタイヤとの隙間を減らす「トレッドコネクト」も採用され、一層の快適な乗り心地を実現。また、「超硬マカロニスパイクピン」が効率良く配置され、併せてトレッドのリブが深くされていて(「ディープリブ」)アイスバーンでのグリップ力も増している。加えて、ケースが布製であることも嬉しいポイント。トランクで場所を取りにくい。
装着が容易でかつ安心・快適に走行できる非金属タイヤチェーンを探していたというのなら、当品のチェックはマストだ。
今回は以上だ。次回以降も新たなアイデアが盛り込まれた注目すべき「カーアクセサリー」を選りすぐって紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。
ところでチェーンというと、雪がめったに降らない地域のドライバーのためのものだと思われがちだが、実はスタッドレスを履いていてもチェーンを装着しなくてはならないときがある。それは、「チェーン規制」だ。なおこれは、冬の高速道路で実施される「冬用タイヤ規制」とは別物だ。
冬用タイヤ規制では、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤなど)またはタイヤチェーンなどの滑り止め装置を装着していれば通行できるが、チェーン規制ではスタッドレスタイヤを履いていてもチェーンを装着しないと通れない。
なお当規制が実施され得る箇所は、「急な上り下りがある峠などで過去に雪による立ち往生や通行止めが起こった場所の中で、タイヤチェーンを着脱できる場所や通行止めが解除されるまで待機できる場所がある区間」と定められていて、国土交通省のHPを見ると現状当規制が実施される可能性のある区間は、国道と高速道路を合わせて全国で計13か所ある。それらを通る予定があるのなら、チェーンの用意もしておくべきだ。つまりそのような箇所では、スタッドレスでは足止めをくらってもチェーンを巻けば通行できる。
そんな“もしも”のときの頼れるアイテムの新作が、「Carmate(カーメイト)」からこの10月に発売された。品名は『バイアスロン・イージーフィット』、価格はオープン(実勢価格は3万0800円前後~3万5800円前後)だ。
ちなみに当品は、「Carmate」が展開しているタイヤチェーンブランド「BIATHLON(バイアスロン)」からリリースされている『バイアスロン』シリーズの、6年ぶりとなる新作だ。
で、当品の最大の特長は、走行によりタイヤに自動でフィットする「セルフフィットリール」が2つ搭載されていることにある。なおこの「セルフフィットリール」は、2018年に発売された『バイアスロン セルフィット』にて初めて製品化されたもので、タイヤの表と裏がワイヤーで繫がっていて、クルマを移動させることでワイヤーが巻き取られ自動的にチェーンがタイヤにフィットするという仕組みを持つ。そして新作では、よりスムーズに取り付けられるように改良が施されている。
さらには、タイヤの形状に合わせた立体構造の「3Dフィット」とタイヤとの隙間を減らす「トレッドコネクト」も採用され、一層の快適な乗り心地を実現。また、「超硬マカロニスパイクピン」が効率良く配置され、併せてトレッドのリブが深くされていて(「ディープリブ」)アイスバーンでのグリップ力も増している。加えて、ケースが布製であることも嬉しいポイント。トランクで場所を取りにくい。
装着が容易でかつ安心・快適に走行できる非金属タイヤチェーンを探していたというのなら、当品のチェックはマストだ。
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