「待望のくるまです」新世代のVW車として登場した、ジウジアーロデザインの初代『パサート』【懐かしのカーカタログ】
初代『ゴルフ』、『シロッコ』とともに、新世代のVW車として1973年に登場したのがこの『パサート』。写真でご紹介しているカタログは、ヤナセが作った日本市場向けの最初期型のものだ。
元々パサートはグループ内の当時の初代アウディ『80』(B1)をベースに誕生。エンジン縦置きのプラットフォームなどは共用だった。パサートはアウディ80が3ボックスのセダンだったのに対し、そのハッチバック版として作られ、見較べると外観ではドアパネルなどが共用になっていたのがわかった。ちなみにパサートもアウディ80もデザインはG・ジウジアーロの手によるものだった。
パサートでは2ドア、4ドアのほか、ワゴンボディのバリアントがあり、カタログにもこの3タイプが記載されている。2470mmのホイールベースはアウディ80とも共通で、ゆとりのある室内空間を確保。さらにバリアントは750~1520リットルの豊かなラゲッジスペースが確保され、これ以降のパサート・バリアントにも踏襲された。
搭載エンジンは1470ccの4気筒で、98ps/12.3kgmを発揮。トランスミッションは4速マニュアルが標準だったが、諸元表には記載がないものの、カタログの本編には3速ATの写真と記述も載っている。なおパサートは、この初代のうちにヘッドランプが丸型2灯から丸型4灯に改められている。
元々パサートはグループ内の当時の初代アウディ『80』(B1)をベースに誕生。エンジン縦置きのプラットフォームなどは共用だった。パサートはアウディ80が3ボックスのセダンだったのに対し、そのハッチバック版として作られ、見較べると外観ではドアパネルなどが共用になっていたのがわかった。ちなみにパサートもアウディ80もデザインはG・ジウジアーロの手によるものだった。
パサートでは2ドア、4ドアのほか、ワゴンボディのバリアントがあり、カタログにもこの3タイプが記載されている。2470mmのホイールベースはアウディ80とも共通で、ゆとりのある室内空間を確保。さらにバリアントは750~1520リットルの豊かなラゲッジスペースが確保され、これ以降のパサート・バリアントにも踏襲された。
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