赤レンガ倉庫で名車を眺める「GLION MUSEUM」 ~ミュージアム編~

大阪市営地下鉄中央線・大阪港駅から徒歩5分の場所にある「GLION MUSEUM」は、100年近い歴史のある築港赤レンガ倉庫を利用し、モダンな欧米の町並みを再現したクルマの博物館兼ショールーム。今回から2回にわたって、雰囲気たっぷりの「GLION MUSEUM」をご紹介します。まずは、ミュージアムの方から。

赤レンガ倉庫×名車が作る美しい風景

入り口で入場料を払って施設内に入ると屋外には、ディーノを始め1960~1970年代前後のスポーツカーが、美しく並べてあります。ハコスカやケンメリGT-R、トヨタ・2000GTといった日本の名車の姿もありました。雰囲気も良く、名車を被写体に撮影を楽しむことができる空間です。

4つのゾーンで世界の自動車文化に触れられる

ミュージアム内は、日米英の代表的なクラシックカーを展示する「PIONEER VINTAGE ZONE」、1900年代前半のアメリカ発のクラシックカーを中心とした「VINTAGE ZONE」、欧州の第2次世界対戦前後のクルマとロールスロイスが置かれた「EUROPEAN VINTAGE ZONE」、そして日本車のクラシックスポーツカーとミュージアムストアが設けられている「JAPANESE VINTAGE ZONE」の、4つの展示ゾーンにわかれています。

すべての展示車は、GLION MUSEUMのメカニックの丁寧なメンテナンスによって走行可能な状態を維持。展示車両の前にはiPadが設置されており、スペックや実際に走行している映像を見ることができます。ブースの床に撮影ポイントマークが貼ってあるので、誰でもベストな構図で美しい写真が撮れる工夫がされていました。

最後のゾーンにはアンティークのスペースがあり、古い模型や雑貨が置かれていました。そのほとんどが販売されているもので、ミシュランタイヤのマスコットキャラクターである「ビバンダム君」やオイル缶からランタンまで、お宝がいっぱいです。奥のミュージアムショップには、ミニカーや自動車メーカーの公式グッズなど、多彩なグッズが並べられていました。さらに今話題のドライビングシミュレーター「T3R」も体験(別途有料)できます。

ミュージアムをひと通り楽しんだあとは、施設内のカフェ「CAFÉ 1923」でひと休み。ミュージアムの入場チケットで100円割引になるのがうれしいところ。このカフェの向かいには、GLIONが運営するステーキハウス「AKARENGA STEAK HOUSE」もあり、より優雅なひとときを過ごせます。

夏休み真っ只中の今、このGLION MUSEUMでオシャレな夏休みを楽しんでみませんか?ファミリーでもカップルでも楽しめるスポットですよ!

<GLION MUSEUM>
住所:大阪市港区海岸通 2-6-39(大阪・赤レンガ倉庫内)
TEL:06-6573-3006 AM10:00~PM8:00(最終入館 PM7:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入場料:800円
駐車料金:平日500円・土日祝1000円
Webサイト:http://glion-museum.jp/

(クリハラジュン+ノオト)

[ガズー編集部]