【動画】トヨタ・ヤリスZ試乗インプレッション 車両紹介編
今回取り上げるのは、1.5リッターガソリンエンジンを搭載する「トヨタ・ヤリス」の最上級グレード「Z」。そのデザインや装備のハイライトを自動車ライター伊藤 梓が紹介する。
新型「トヨタ・ヤリス」に触れてみると、先代にあたる「ヴィッツ」がどういうクルマだったか忘れそうになるくらい、外観も中身もまるで違うモデルになっていると感じる。
トヨタの代表的なコンパクトカーとして、これまでヴィッツとして親しまれてきたが、この4代目からは、海外のモデル名として使われていたヤリスが日本でも採用されるようになった。その新型ヤリスは発売以来、2020年4月と5月に販売台数ランキングで連続1位を獲得するなど、大人気を博している。
ヴィッツにはこれまで何度か試乗しているが、正直に言うとコンパクトカーとして“突出した個性”を感じたことはなかった。よく使えるし、よく積めるし、燃費もいい。しかし、単に「クルマを道具として考えた時、必要十分のものがそろっている」という印象で、「クルマとして愛着が湧くか?」と聞かれると、個人的には疑問だった。その分、今回モデルチェンジしての、その変身ぶりにはとても驚いた。
ヤリスの大きなトピックのひとつは、TNGA(Toyota New Global Architecture)のもとに開発されたトヨタの新プラットフォームを採用している点だろう。これまでほかのTNGAプラットフォームを採用したトヨタ車には何度も乗ってきたが、どれもTNGA以前のモデルと比較して、別物の乗り味になっていると感じた。ヤリスも走りだしてすぐに「これは!」と感じたが、その驚きの走行性能がどういうものなのかは、後編の動画でご覧いただければと思う。
新型はデザイン面でもほとんどヴィッツの面影はなくて、ガラリと変わった印象だ。今回の試乗車は「アバンギャルドブロンズメタリック」という落ち着いたボディーカラーだったが、赤や青などをベースにしたポップな2トーンカラーのほうがよりヤリスの魅力を引き立ててくれる気がする。コンパクトなボディーに魅力がギュッと凝縮されているようなその姿を見ているだけで「早く乗ってみたい」とワクワクする。試乗前にこれだけ期待させてくれるクルマは久しぶりだった。
(文:自動車ライター・伊藤 梓)
[ガズー編集部]
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