【動画】トヨタ・ハリアーG 試乗インプレッション 車両紹介編
今回ピックアップするのは、発売以来、好調なセールスを記録している新型「トヨタ・ハリアー」。人気の秘密はどこにあるのか? そのポイントをモータージャーナリスト竹岡 圭が解説する。
「タキシードを着たライオン」を、皆さまは覚えていらっしゃるでしょうか? なんだかものすごく印象的なテレビCMだったせいか、あまりクルマのCMを覚えていない私でも、やたらと鮮明に記憶に残っているんですよね。
クルマに求める性能として「頼りがい」というキーワードは、特に女性にとっては優先順位が高いと思うんです。自分をどんな時でも、どんなものからも守ってくれつつ、望む場所ならどこへでも、どこまででも連れて行ってくれる、ナイト(騎士)のような存在と言えばいいでしょうか。これって、女性がSUVに求める要素として、結構大きいと思います。
ただし好みは人それぞれ。男性の好みだって、ひと口に「頼れるタイプ」と言っても、ゴリマッチョ系や細マッチョ系をはじめ、千差万別いろいろありますよね。となると、クルマもそう。失礼を承知で誤解を恐れずに言うと、クルマって男性同様、同時にいくつも持つのが容易なアイテムではなく、気分次第で日替わりで使えるアイテムでもなく、でも日常的に自分の近くにあるモノなのですよ。だからこそ、ものすごく人によって好みが分かれるわけです。
「クルマ=頼れる存在」というイメージが大前提にあって、そこから好みに合わせて細分化されていくわけですから……。そういう風にあらためて考えると、SUVが百花繚乱(りょうらん)、大ヒットになり、それがブームを超えて、いまでは基本的なカテゴリーのひとつになったのも、しっかりと納得してうなずける気がします。
ちなみに「ハリアー」は、いわゆる細マッチョ系のSUVに分類されます。ネオンきらめく都会の夜の街でさえ、しなやかにエスコートしてくれるような、そんなイメージ。それって「タキシードを着たライオン」そのものですもんね。あのCMを考えた方、天才だと思います。
“プレミアムSUV”というカテゴリーの代名詞のように言われた、あの「BMW X5」よりも早く、世の中にプレミアムSUVを掲げて登場したトヨタ・ハリアー。日本を代表する、世界に誇れる一台に数えていいクルマだと思うのです。
(文:モータージャーナリスト・竹岡 圭)
[ガズー編集部]
あわせて読みたい!
最新ニュース
-
-
高速道路の深夜割引を見直し…車両の滞留解消、距離の上限設定 2024年度末から
2024.07.16
-
-
フィアット創業125周年で「アルマーニ」とコラボ、限定『500e』は日本にも導入へ
2024.07.16
-
-
ATF交換で性能向上!? 過距離走行車にも対応する最適なメンテナンス法~カスタムHOW TO~
2024.07.16
-
-
フィアット『グランデパンダ』初公開、世界市場に投入へ…EVは航続320km以上
2024.07.16
-
-
初代ホンダ『プレリュード』は、ロングノーズ&ショートデッキの小気味良いスポーティさが印象的だった【懐かしのカーカタログ】
2024.07.16
-
-
[夏のメンテナンス]気温35度でも安心! 夏のエンジンオイル管理法を徹底解説
2024.07.16
-
-
KINTOがプラグインハイブリッド車の取扱いを開始 8月から
2024.07.15
最新ニュース
-
-
高速道路の深夜割引を見直し…車両の滞留解消、距離の上限設定 2024年度末から
2024.07.16
-
-
フィアット創業125周年で「アルマーニ」とコラボ、限定『500e』は日本にも導入へ
2024.07.16
-
-
ATF交換で性能向上!? 過距離走行車にも対応する最適なメンテナンス法~カスタムHOW TO~
2024.07.16
-
-
フィアット『グランデパンダ』初公開、世界市場に投入へ…EVは航続320km以上
2024.07.16
-
-
初代ホンダ『プレリュード』は、ロングノーズ&ショートデッキの小気味良いスポーティさが印象的だった【懐かしのカーカタログ】
2024.07.16
-
-
[夏のメンテナンス]気温35度でも安心! 夏のエンジンオイル管理法を徹底解説
2024.07.16