トヨタ新型アクア 「きっと、多くの人に愛される!」 竹岡 圭が高く評価するワケ
デザインだけでなく、駆動システムやプラットフォームといった主要メカニズムも刷新された新型「アクア」。その走りの質について、4WDの上級グレードに試乗した竹岡 圭がリポートする。
さて、今では“先代”になってしまった初代アクアですが、モータージャーナリストのなかで私ほどこのクルマに乗っている人はいないんじゃないかと思うわけです。
なぜかと申しますと……。ワタクシ、せんえつながら、テレビ神奈川の番組「なかなか日本!~高速道路女子旅~」「なかなか日本!~高速道路DRIVE1バン旅~」のレギュラーナビゲーターを務めさせていただいております。中村 優ちゃんというカワイイタレントさんを連れて、ドライブに出かけてはオススメスポットを紹介するという番組なのですが、ありがたいことに2018年のスタートからもう4年弱になりますか……今でも続けさせていただいているんです。でね、この番組、毎週放送なので、その4年弱ほどの間、アクアに毎週のように乗っているわけなんですよ~。
しかもね、この番組NEXCO中日本さんの一社提供番組なので、NEXCO中日本さんの管理する東名高速道路、中央自動車道をはじめとする道路を、行ったり来たり(笑)。今のところ、東京から最も遠かったのは名古屋ですが、そんな感じで走り回っているんですよね。
というわけで前置きがメチャクチャ長くなりましたが、新型アクアの進化っぷりを私ほど実感している人も少ないんじゃないか? と思うわけです(笑)。
一番驚いたのは、外見はもちろん、インテリアもすごく変わったのに、やっぱり乗るとアクアだってこと。違和感がないんです。アクアのユーザーさんって、免許取りたての初心者からご年配の方まで実に幅広いと思うのですが、特にご年配の方や、クルマの運転は不得意だと思い込んでいらっしゃる方は、車内の雰囲気がガラリと変わると戸惑ってしまうと思うんですよね。もちろん、今回アクアは「ガラリと変わった」わけですが、やっぱり「なんとなくアクア」なんです。それが不思議! これならサッと新型に移行できるように思います。
もちろん、静粛性も高くなっています(これ、前述の番組を収録するうえでも大事なこと)。後部座席の広さにゆとりが出たというのは、後ろに乗っていることが多い番組ディレクターさんには朗報かもしれませんね。
新型もきっとまた、ロングランモデルになるでしょう。ここからの10年間も愛されるように、番組ともどもヒット祈願したいところ。ってことで、番組のアクアも買い替えられるといいんだけどなぁ~(笑)。
(文:モータージャーナリスト・竹岡 圭)
[ガズー編集部]
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