黒子にSP、裏横浜……、「三和交通」のおもしろタクシーサービスまとめ
タクシーは移動のためのもの。そう思っていませんか? タクシー会社では、単に移動の手段としてだけでなく、楽しむことを目的としたサービスも提供しています。中でも、ユニークなサービスを数多く展開している会社が、神奈川・東京・埼玉で、タクシー事業を行う三和交通株式会社(以下:三和交通)です。
これが日本流自動運転!? 「黒子タクシー」
コスプレタクシーの第一弾として始まったのが、ドライバーが黒子に徹する「黒子タクシー」です。ことの発端は2017年2月、メディアでは自動運転が取り上げられ始めたころ。三和交通もこの自動運転の波に乗るべく「既存のタクシーで自動運転を達成するには?」をテーマに新サービスを考案。吉川代表の「日本流の自動運転とは黒子が運転することだ!」の意見から、このサービスが始まったと言います。
黒子タクシーの特設ページでは、全面的に「自動運転」をアピール。「黒子=見えない存在」という認識は日本人でなければなかなか伝わらないものですが、意外にも海外のメディアからも注目されたそうです。
外国人旅行者から大人気!「忍者タクシー」
海外のお客様に大人気なのが、ドライバーが忍者に扮する「忍者タクシー」。2020年の東京オリンピックに向けて、力を入れているサービスのひとつとのこと。横浜中華街などで忍者タクシーによる送迎サービスを行うと「Oh! Ninja!」と人だかりができ、記念撮影を求められることもあるそうです。
ちなみに忍者タクシーでの空港迎えの実績もあり、忍者姿で運転をして空港内へ入っても警備員に止められることはなかったと言います。海外からの友人やお客様が来るときは、お迎えに使ってみてはいかがでしょうか? なお現在は、日本忍者協議会認定の忍者タクシー実現をし、「エセ」忍者タクシーから、本物の忍者タクシーへの生まれ変わりを目指しているそうです。
Twitterで話題沸騰!「SP風タクシー」
SNSでもっとも反響が大きかったのが、「SP風タクシー」。「SPっぽく見えるには何が必要か?」を社員同士で話し合い、サングラスやどこにも繋がっていないイヤホン、水鉄砲などの装備品が決定されたと言います。
黒子タクシーや忍者タクシーと同様、SPタクシーにもドライバー研修があるそうです。実際にタクシーを使用して、どのようにお客様をエスコートすれば要人警護のように見えるかをロールプレイングするのはもちろん、SPものの映画やドラマの鑑賞も研修内容に入っているとか!
マイナースポットをめぐる「裏横浜ツアー」
生まれも育ちも横浜! そんなドライバーたちが案内役を勤めているのが、「裏横浜ツアー」です。横浜と聞くと、みなとみらいや山下公園、赤レンガ倉庫などのメジャーな観光スポットをイメージしがちですが、この裏横浜ツアーは地元人こそ知る横浜のマイナースポットを横浜の歴史的背景を学びながらめぐる、約2時間のツアーとなっています。
ツアーコースは、子どものころから横浜に住む社員さんたちの意見を中心に決定されたものだそうですが、コース決定のときの意見交換では横浜への新たな発見があったそうです。コスプレタクシーほどのインパクトはないものの、定期的な利用があると言います。
まだまだ魅力的なタクシーサービスがたくさん!
ここまで紹介した以外にも、“歴女”社員が提案した「新選組ツアー」や、三億円事件発生時、実際に聞き込み調査に応じた年配社員の意見を取り入れてコースが考えられた「三億円事件ツアー」など、たくさんのユニークなサービスが展開されています。こんなにたくさんタクシーサービスがあるとどれを選択しようか迷ってしまいますし、何度も横浜へ訪れたくなってしまいますね! サービスによっては期間限定のものもあるので、利用する際は三和交通のホームページでの確認をお忘れなく。
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