全車ポイントゲットからシーズンスタート！　LEXUSチャンピオン奪還までの道　vol.5

2016.04.11 13:00

みなさま、こんにちは！ 4月9日（土）、10日（日）岡山国際サーキット（岡山県美作市）にてSUPER GT第1戦が開催され、300kmの激闘は、37号車KeePer TOM’S RC F（ジェームス・ロシター／平川亮組）が、2位表彰台がLEXUS勢最上位となりました。2位も非常に頑張った2位ではありましたが、フロントローに並んだ2台のRC F、もちろん全車を精一杯応援したのですが、優勝は叶いませんでした。

決勝レポートは、こちら
 予選レポートは、こちら

予選から、コースレコードを記録するなど、僅差でスリリングなアタック合戦を展開。結果的に、岡山が得意なLEXUS勢とミシュランタイヤを履いたGT-R勢が上位を占めました。

決勝レースは、やはりミシュランタイヤを履いたGT-Rの勢いが止まりませんでした。が！我らが37号車KeePer TOM’S RC F 平川選手が、頑張りました！ロシター選手からドライバー交代をした平川選手、2位のポジションから堅実に走り始めます。後ろから追い上げて来た、今年GT500クラスにデビューした46号車 S Road CRAFTSPORTS GT-R 千代勝正選手が、とうとう後ろにつけテールトノーズ。若い二人の戦いは、見ているこちらは、頼もしくもあり。千代選手もステップアップして来る以前から大好きな私ですが、今回は負ける訳にもいきません。いや、毎戦負ける訳にはいきませんね、千代くんごめん！予選4番手スタートからの46号車は、その前にも、6号車 WAKO'S 4CR RC F 大嶋和也選手とバトルがあり、大嶋選手を全力で応援したのですが、千代選手の勢いが止まらず3位に浮上しました。そして、平川選手との接近戦。

後ろから攻める方はいいですが、攻められるのはイヤですよね～。私なら、泣く…。しかし、15周にも渡る猛追を平川選手は見事に抑えました。見ているこちらはハラハラでしたが、レース後の囲み取材で、本人は抜かれるポイントの場所さえ抑えておけば大丈夫と非常に冷静に答えました。やっぱりキングというより、宇宙人。優勝を逃した悔しさはもちろん沢山あるのですが、その落ち着きぶりに頼もしさを感じました。ピットでも37号車のクルーと話したのですが、亮だから2位になれたとメンタルの強さを改めて感じましたね。

ロシター選手もSUPER GTデビューをして、岡山では初表彰台。優勝は逃したものの、結果的にLEXUS勢、全車ポイントゲットで初戦を終えました。ポイントをコツコツ貯めるのが、チャンピオンへの近道ですから。