【70スープラ】2回目の車検を迎えました! ~クルマ離れ世代のクルマ好き男子の野望 Vol.15~
みなさま、こんにちは!ナナマルです。70スープラを購入してからとうとう2度目の車検がやって参りました。
今回はその過程をお伝えしたいと思います。車検を受けるにあたって、今後のトラブルシューティングも考え、お世話になっている茨城県のショップさんに診ていただくことにしました。
ちなみに現在は、作業が終わるのを待っている最中です。結果から申しますと、1度目の検査では、排ガスの濃度が基準値を超えてしまい、通りませんでした。以下、時系列順に綴っていこうと思います。
まず、クルマを預けた直後にプラグがかぶり、エンジン始動がしにくい状況になったと連絡が入りました。現在は8番のプラグを付けていますが、外気温が低いことにより始動が悪かったのかもしれないため、7番に落としました。私が普段停めている駐車場は屋内の立体駐車場です。外気温の影響を受けにくい環境ですので、”かぶり”の症状は一切ありませんでしたが、預けているショップさんでは屋外に留め置いていただいているため、気温が低い環境で症状が発生したのだと思います。
トラブルシューティングでは、ショップさんに今後変えておきたい箇所をリストアップして欲しいと伝えておきました。
自分で点検をした際に気になったところは、足回りのブッシュ類。これが心配でしたが、劣化は見られるものの緊急性を要するものでは無かったと認識しています。ただ、純正部品は生産廃止なので、メンテするとなると社外の強化ウレタンブッシュが選択肢になります。18万キロを超えたあたりから視野に入れようと思っています。また、他の箇所は大きな問題はなかったです。
クルマを預けてから数日後、ショップさんから「排ガスの検査に引っ掛かってしまった…」との連絡をいただきました。
前回、タービンを変更した際に、インジェクターや燃料ポンプも見合ったモノへ変更したため、制御をするにあたって燃料の噴射量も変わりましたが、アイドリング時の噴射量は車検を見据えて薄くセッティングをしていただいたため、制御が原因とは考えにくいのです。
恐らく、イグニッションコイルに接続するカプラーが怪しく、アイドリング時の振動で接触不良が起きてしまった結果、点火不良に繋がり十分な燃焼ができず、排ガスの濃度が高まってしまったのではないか…という推測でした。アイドリング時に稀に振動が起きていたのは自分でも気づいていて、ISCVを洗浄したりしましたが、エンジンを回しているときは点火のスピードが早くなるのと、カムシャフトを作用角の広いものに変更していたため、アイドリング音のバラつきに気づくことができませんでした。
カプラーはボロボロだったため、4年前に自分で交換を行いましたが、私のスープラのエンジン「1JZ-GTE」の前期型は生産年度に関わらず、カプラーのタイプが2種類あると教えていただきました。ショップの方が上記のプラグ交換の作業を行っている際、私のコイルの端子がAタイプだとすると、Bタイプのカプラーを誤って付けてあったことに気づき、発覚しました。カプラーのタイプが違った場合、装着はできるものの接続部分に対して端子が正常位置より奥まったところに付いてしまいます。また、現在の純正の補修用カプラーはBタイプが主流であるため、端子をBタイプに対応できるように改良をお願いしました。以上が車検及びトラブルシューティングの途中経過です。
チューニングも楽しいですが、好きなクルマを長く楽しむには、マイナス部分を元通りにするのが何より大事であることを改めて感じました。時間とお金は掛かりますがコツコツと仕上げていきたいと思います。
コンセプトとしては、これまで通りの思いは変わらず、外装はあまり目立たず綺麗に、中身は現代のパーツを使用したレストアモディファイ的な仕様を目指しています。羊の皮を被った狼までとはいきませんが、ゴールデン・レトリバーくらいにはしたいですね(笑)。クルマが戻ってくる日が楽しみです。
そして先日、パシフィコ横浜で行われていた「ノスタルジック2デイズ」に散歩がてら行ってきました。大学4年のとき以来の参加です。初参加時はクルマを所有しておらず、今回は旧車オーナーの目線で楽しんできました。60年代~90年代のクルマがピカピカに磨かれた状態で鎮座しているのを見ると、改めて感動しました。また、貴重なクルマを何としても保存すべく、各ショップ及びメーカーが自社商品を展示しているのを見て、興奮しました。
更に、車高調の老舗メーカーであるクスコさんの出展もあり購入を検討しているので覗いてみることに。気になることがあったので迷っていたのですが、担当者さんに質問しアドバイスをしていただきました。これから、コツコツ貯金して取り付けたいと思います。
展示車は自分の好きなフェアレディZ(S30)やスカイライン(R31、32GT-R)、レパード(F31)等の日産車のモディファイが多く、エンジンルームを開けた状態で展示されているクルマも多数あったため、中をじっくり見て楽しむことができました。
L型のフルチューンやRBエンジンへのスワップは、改めて見ると驚きますね。輸入車では、マルティーニのデカールが貼られたスパルタンな印象を受けたフェラーリ・308とアルファロメオのエンジンを積んだランチア・ストラトスのレプリカ(違ったらごめんなさい)を間近で見ることができ、イタリア車も乗ってみたいなと思いました。
会場は、恐らく新型肺炎の一件が起因しているせいなのか来場者は少なく感じましたが、貴重なクルマを見ることができ、滞在した数時間はあっという間に過ぎて行きましたね。帰りに撮影した写真を見返しながら飲むコーヒーの味は格別でしたね。
場内には、昭和の歌謡曲だと思うのですが流れていて、ムードまでノスタルジックでした。まだまだクルマのことは勿論、旧車に関する知識が浅いので、勉強して来年度もこのイベントには行きたいですね。
<関連リンク>
Nostalgic 2days(ノスタルジック2デイズ)
https://nos2days.com/
(写真/テキスト:ナナマル)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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