2021シーズン終了!Hondaラストレースに感動、そしてメガウェブ閉館
2021シーズンが終わりました~。お疲れさまでした!と共にまずは舞い込んで来た残念なニュースから…。SUPER GT 23号車MOTUL AUTECH GT-Rの鈴木豊監督が逝去されたとのこと。享年56歳とはショックです…。
後ろ姿ですみません。2014年23号車がシリーズチャンピオンになった最終戦の時の写真です
今年の開幕戦でとてもお痩せになった姿を拝見し心配しておりました。日産陣営と言えば、先般Nissan Zを発表したばかり。来季から、SUPER GTのニスモ陣営のGT500クラスの車両は、GT-Rが勇退しZで戦うというアナウンスに沸いたばかりです。志半ばで旅立たれることは、ご本人はさぞかし悔しかったことでしょう。ニスモのみなさまには、沢山のことを託したのではないでしょうか。ただただ残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
さて、今季もコロナ過でモータースポーツの環境は大きく変わることはなかったかもしれませんが、12月に開催された参加型のレースでは、パドックを解放したとか。少々前進したと思いきや、またコロナに関してはあっという間に状況が変わって来ましたので、喜んでもいられません…。
世の中を見渡してみると、久しぶり今季通して見たF1ではヨーロッパ開催で夏を過ぎると?観客を動員しているラウンドも増えたように思いました(テレビの画面で見る限り)。コースに響く歓声に身震いしまして、この時は正直うれしく思いました。
HondaさんのF1ラストイヤーとなった2021年。最後の最後の最終戦、ご覧になりましたか?もうね日本人としてめちゃくちゃ応援しました。メルセデス、ルイス・ハミルトン選手と同点決勝で迎えた最終戦、素晴らしい舞台が整ったという感じですが、レッドブルレーシングのマックス・フェルスタッペン選手が予選でポールポジションを獲得しました。いろいろあって決勝はソフトタイヤスタートとなり、勝って欲しいけど辛い展開か?と思いつつも決勝まで楽しみでなりませんでした。
決勝のストーリーは割愛しますが、What a race! でしたは、ホントに。レッドブルのフェルスタッペン選手の大逆転劇という結末でシーズンの幕を閉じました。
わたしは敗れたルイス・ハミルトン選手の偉大さをますます感じましたね。敗れても王者の風格で涙出ましたね。悔しさの中で新チャンピオンをしっかり称えるシーン、またお父様がフェルスタッペン選手のお父様で元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンさんを称える姿など放映されるシーンを全て目に焼き付けました。大げさだけど。
それとフェルスタッペン選手のチームメイトのセルジオ・ペレス選手。もうね、チームプレイが素晴らしすぎました。頑張って王者ルイス・ハミルトンを抑えている姿。火花を散らせながらの走り、ビジュアル的にも震えましたね。観衆も大歓声、沸きました。
後方から遅れを取っていたフェルスタッペン選手が2台に迫って来るシーン。もう無理かと思って見ていましたが、遠のいていたタイトルに指をひっかけた感じでした。フェルスタッペン選手の無線、He is legend.(ペレス選手を称えた言葉)にまた感動。Hondaさんの数々のSNSに残した言葉も良かったな。あれはSNSの良いところかな。行って来ます!とレースウィーク前に…。ウルウル来ました。
チャンピオンになって、F1から去ることがますます残念でなりません。近い将来F1復帰は、今回はないかもしれませんね…残念だけど。ですので、DNAとして来季もF1のシートを獲得した角田裕毅選手を応援しようと思います。同じ神奈川県民ですしね!
メーカーが撤退してから彼がどうなるのか。これがかなり大変だと思うのですが、ご自身でもちろん切り開いて欲しい思いはいっぱいあります。7年ぶりに誕生した日本人のF1ドライバーの今後をずっと応援したいです。出来るだけ長くいて欲しいですね…。頑張ってください!
それとですね、一貴ロス(中嶋一貴選手)で元気がなくてね(笑)。と思っていたら、お台場の「見て乗って感じる モビリティの体験型テーマパーク」メガウェブ(以下、メガウェブ)で、中嶋一貴選手のマシンを展示するというので行って来ましたよ。2004年から17年間彼を見て来たのでさみしいですね。フツーに展示車を見ていたつもりでしたが、もう近くで写真を撮ることもないんだなと思ったらウルっと来ました。ありがとうございます。
メガウェブも今月末で22年の歴史に幕を閉じます。イベントで毎年お邪魔させていただいておりました。子どもを連れて遊びに行ったりね。今思えば、F1も日本GP開催に併せてイベントが組まれここで走ってましたよね。WRC、WECにダカールラリー、SUPER GT、スーパーフォーミュラ、F3(現在のスーパーフォーミュラライツ)の車両など、あらゆるカテゴリーのレース車両が走行したのも良い思い出。
トヨタのワークスドライバーのみなさんとの夏の想い出もたくさんありますね。夏祭りで子どもたちと触れ合ったりね。普段お話できないファンの方の声をここで拾ったり、イベント追いかけて休み時間なく走りまわったり、体制発表をいつしかやるようになったりと、試乗も出来る巨大な市販車のショールームですが、モータースポーツの歴史の1ページも担って来た施設でもありますね…。感慨深い。
先般は、トヨタ自動車豊田章男社長はこちらで会見を開き、2030年にEVの販売台数を350万台にするという新たな計画を発表しました。このクルマの前で撮影された写真がリリースされましたが、ここで同じポーズで写真を撮るのもひそかなトレンドだとか。
いつもある場所がなくなるのは、さみしさしかありません。こちらの施設はクルマからは卒業となります。今までありがとうございました!
銀座の日産クロッシングに、レストアされた女優の伊藤かずえさん所有のCIMA
先日、青山のHondaさん、銀座の日産クロッシング、お台場のメガウェブと3か所ショールームをはしごしました。上記の写真の日産クロッシングの話題のCIMAの展示は、22日で終了しています。ご覧になれなかった方は、YouTubeなどでその復活までの行程をご覧になることができますよ。探してみてね。
コロナ過でだいぶ変化した世の中ですが、クルマに関して発信することの形もどんどん変化していくでしょうね。でもクルマが見たい、レースが見たい、音が聴きたいなど、直にクルマと向きあう強い欲求は消えるはずもなく。普段サーキットに行かせていただいておりますが、ショールームもまた新たな楽しみがありました。F1など海外はいけないので、ショールームで雰囲気を味わうことも楽しかったです。
最後になりますが、走り回る一年に変わりはなかったのですが、どうにか健康で終わることができほっとしています。本当にありがとうございました。まだまだ不安な世の中ではございますが、健康で頑張りましょう!それでは良いお年を!
(写真/テキスト 大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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