谷口信輝 ドライバーズコラム 第16回 プランの加速度… 500%アップ
僕は、愛車を何台か持ってますが…、その中で、日常的に一番利用するのがアルファードです。
サーキットへ行って着替えたり、くつろいだり。仲間とゴルフへ行くのも、人数も荷物も沢山積むことができます。快適だし便利だしで、一番重宝しています。他にもいろいろありますが…、今回は、僕のシルビアについて書きたいと思います。
僕のシルビアは、S15シルビアという型です。
ありとあらゆるところをカスタマイズし、ノーマルな所を探す方が少ないくらいです。僕はシルビアというクルマが大好きです。もう古いクルマなのでアナログですが、マニュアルミッションで、2リッターターボで、車体が軽くて、電子制御もABSくらいで、そのクルマを活かすも殺すも運転手次第で、とにかく乗って楽しいクルマです。
「ドリフト」というカテゴリーは、日本が発祥と言われています。その中で「D1グランプリ」というシリーズを、S15シルビアで戦い、チャンピオンを取ることができました。
ですので、S15シルビアには特別な思い入れがあります。僕のシルビアは、競技用ではなく街乗り用です。内装も全部ついていて、ロールバーなどは入れず、エアコンもオーディオも全てついています。
僕は仕事柄、ほぼ毎日サーキットへ行っていて、なにかしら走ってるので、自分のクルマでサーキットを走るって機会がほぼありません。休みの日まで、自分のクルマでサーキットへ行って走ろうとは思いません。休みの日はゴルフへ行きます(笑)。
そんな僕のシルビアですが…、このシルビアは、世の中のルールや僕の経済力が許される限り、ず~っと持っていたいと思っています。だけど今はあまり乗る時間もない。なので、レストアする事にしました。
レストアと言っても、いろいろ傷んだり、劣化してる所をリフレッシュしたり、エンジンルームのワイパーのモーターの錆びを落として塗装したり、窓枠を新しくしたり、ガラスも新しくしたい。ガラスを外したついでに、大きい開口部だけスポット増ししよう。と、N stageというお店の渡辺君に、「急がないから暇な時に僕のシルビアを綺麗にして」とお願いしたの。
渡辺君は、徐々にシルビアをバラしていって…
途中途中でアレやコレや相談してるうちに、明らかにプランが加速していって…、シルビアはバランバランになり…。ピラニアに食われた牛の骨みたいになりました。そしてフレーム修正機に載せ、フレームの寸法出しを…。
それから、「開口部だけスポット増し」のはずが…
まぁまぁ、アチコチ入れちゃいました。
そしてフレームの塗装。
ものすごい綺麗なフレームに、なっちゃいました。
エンジンも開け、オーバーホールしました。
ね、明らかに最初のプランから、かなり加速しちゃってるでしょ?(笑)。これから組み付けです。
エアコンも綺麗にしました。
現状は… ↓ここまで来ました!
完成までもう少しです。これからまた板金屋へ行って、今度は外装の塗装に入ります。もうどこから見ても綺麗なシルビアになっちゃいます。これは完成しても、乗りたくないなぁ…。
完全に僕のホビーですが、こんな贅沢、今しかできないし、クルマ好きでここまでやってこれたので、今、こういう環境に居られる事に感謝ですね。
あぁ、完成が楽しみ~
今回が、最後のコラムとなってしまいました。
今まで読んで下さった方、本当にありがとうございました。
御縁がありましたら、まだまだお話したいことが沢山あるので、お届けします!
サーキットでも皆様にお会いできることを楽しみにしています!
[ガズー編集部]
最新ニュース
-
-
マツダのロータリーエンジン開発を指揮、故・山本健一氏…「FIVA」自動車殿堂入り
2024.11.12
-
-
-
ヤマハの新しい乗り物「グリーンスローモビリティ」生花店とコラボ展示へ…横浜「Local Green Festival」
2024.11.12
-
-
-
カストロール、ラリージャパン2024に往年の『WRCカローラ』を展示
2024.11.12
-
-
-
アウディ『A3』のSUV「オールストリート」にPHEV設定、EV航続は最大140km
2024.11.12
-
-
-
時代は4点から6点へ! 進化するサーキット用シートベルトと安全デバイス~カスタムHOW TO~
2024.11.12
-
-
-
ヒョンデ『アイオニック5』、日本にない米国専用オフロード仕様「XRT」は5万6875ドルから
2024.11.12
-
-
-
軽自動車サイズの布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」、ソフト99がMakuakeで先行販売
2024.11.12
-
最新ニュース
-
-
ヤマハの新しい乗り物「グリーンスローモビリティ」生花店とコラボ展示へ…横浜「Local Green Festival」
2024.11.12
-
-
-
マツダのロータリーエンジン開発を指揮、故・山本健一氏…「FIVA」自動車殿堂入り
2024.11.12
-
-
-
カストロール、ラリージャパン2024に往年の『WRCカローラ』を展示
2024.11.12
-
-
-
アウディ『A3』のSUV「オールストリート」にPHEV設定、EV航続は最大140km
2024.11.12
-
-
-
時代は4点から6点へ! 進化するサーキット用シートベルトと安全デバイス~カスタムHOW TO~
2024.11.12
-
-
-
ヒョンデ『アイオニック5』、日本にない米国専用オフロード仕様「XRT」は5万6875ドルから
2024.11.12
-