愛車とLEXUSでサーキットを走る!
スポーツカーでなくても愛車で一度はサーキットを走ってみたい。そんな思いを埼玉のLEXUS全店9店舗がかなえてくれるイベント『LEXUS AMAZING Drive 2018 in FSW』が開催されました。各店お客様へのご案内だけでなく、県内駅構内のデジタルサイネージやラジオでの告知など埼玉エリアの一般の方々にも広く募集し、90名がマイカーに乗って富士スピードウェイに集まりました。私は参加者の記念になる写真を撮る撮影チームを編成して参加しました。
LEXUSに乗ってみたい。そんな夢をサーキットでかなえてくれるイベント
かねてより埼玉のLEXUS店では、お客様対象の走行会を開催し、今回が4回目となります。富士スピードウェイのドリフトコースや駐車場を貸し切っての安全運転講習など、社員がアイデアを出し合い、趣向を凝らしたイベントを実施してきました。その都度、参加者の声を聴くと、富士スピードウェイに来たら、やはり本コースを走りたいという声がとても多かったとのこと。ならばLCをはじめとするLEXUSでサーキット走行ができるだけでなく、愛車でも走れるコンテンツをメインに、低速で楽しめるドリフトコンテンツも加え、AMAZINGなドライビングを楽しんでもらえるイベントを用意しました。
イベント前日、お客様に気持ちよくLEXUSを体感していただこうと、LEXUS店スタッフが試乗車の洗車など準備をしていました。そしてただお客様に楽しんでいただくだけでなく、LEXUS店スタッフはインストラクターにレクチャーを受けながら、自らドリフト試乗をし、ドリフトのコツを習得したり、クルマの特性をしっかり体感しておきます。こうすることでお客様が乗り終えたときに感動の共感ができます。
サーキットはSUPER GT、スーパー耐久ドライバーが一緒に走る
イベント当日、参加者が乗ってきたマイカーを見ると、LC、RC、CTそしてRXとLEXUSが多いが、なかにはフェラーリやポルシェ、BMWもありました。彼らにとってマイカーでサーキットを走りたいと思うのは極めて自然な欲求で、さらにLC、RCと乗り比べられるのは、LEXUSの世界観を体感するのに絶好の機会です。
しかし初めてサーキットを走るとき、どのラインを走っていいかわかりにくいです。そこで先導車はSUPER GTやスーパー耐久、86/BRZレースに参戦している密山祥吾選手、番場琢選手、吉田広樹選手などレーシングドライバーがドライブし、理想のラインを走ってくれるので安心して走れます。さらにLCやRC Fをレーシングドライバーがドライブし、同乗体験もできます。参加者がドライブしていたときとは異次元のスピードにみな大興奮。「ここまでクルマを思い通りにドライブできたら楽しいでしょうね」「LCの走りのよさに感動しました」など参加者も喜ばれていました。
ドリフト初体験でコントロールする楽しさを知る
Aパドック裏の駐車場エリアに特設された『Drift Challenge』は、GS、RCのリヤタイヤのパターン面に樹脂製パーツを装着し、水を撒いた路面を走ることで低速でもすぐタイヤが滑るようにして、クルマをうまくコントロールしながらドリフトを決めるコンテンツ。こちらは織戸学選手が、ドリフトの仕組みからドライビングまでしっかりレクチャーしてくれます。参加者は、最初は恐る恐るアクセルを踏みながら、リヤタイヤが滑り始めたら慌ててステアリングを切ってみるが、なかなかきれいなドリフトになりません。インストラクターの指示を聞きながら、徐々に定常円を描けるようになってくると、もっと速く走ってみようとついついアクセルを踏みすぎてスピン。それでも笑顔でトライし、ドリフトのコツを体得してくると満面の笑みを浮かべています。「見ていると簡単そうでしたが、やってみると意外と難しかった」「タイヤが滑ってもアクセルやステアリングでクルマをコントロールできるようになっておもしろかった」と大好評でした。
操る楽しさをLEXUSで知る
サーキットで高速コーナリングを楽しむ。リヤタイヤを意図的に滑らせてからアクセルとステアリングの操作でクルマを自在にコントロールする。公道では決してできないドライビングを富士スピードウェイでレーシングドライバーに教えてもらいながら走る。しかもLCやRC Fにも乗れる。こうしてクルマと付き合う贅沢な時間があれば、クルマがもっとエモーショナルなものだと感じられると思います。参加者が帰宅したら、私たちが撮った写真を観ながら、サーキットを愛車やLEXUSと走った興奮がきっと蘇ったと思います。サーキットはふだんSUPER GTなどを撮影している高橋学さん、ドリフトはWRCや海外ラリーを中心に撮影している山本佳吾さんと、プロカメラマンが撮影した作品だからなおさらだと思います。LEXUSならではのAMAZINGな体験。私も一緒に走りを楽しんでみたかったです。
(写真:山本佳吾、高橋学、寺田昌弘 / テキスト:寺田昌弘)
ダカールラリー参戦をはじめアフリカ、北米、南米、欧州、アジア、オーストラリアと5大陸、50カ国以上をクルマで走り、クルマのある生活を現場で観てきたコラムニスト。愛車は2台のランドクルーザーに初代ミライを加え、FCEVに乗りながらモビリティーの未来を模索している。自身が日々、モビリティーを体感しながら思ったことを綴るコラム。
愛車でサーキットを走れるプログラム
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