まだ間に合う! H2 Energy Festival! 3連休はyama、リトグリなど人気アーティストが18組出演・・・ ジャパンモビリティショー2023
JAPAN MOBILITY SHOW 2023(以降JMS)で今回初開催となる「H2 Energy Festival」。
H2 Energy Festivalとは、 H2 Energy(水素エネルギー)High Energy(活気あふれる)の2つの想いを込めて、水素を活用した活気あふれるフェスです。
FCEVからステージへ電力を供給し、カーボンニュートラルへむけた新たなエンターテインメントへの挑戦が10月28日(土)~11月5日(日)の期間、東京ビックサイト南展示棟1Fで始まりました。
水素から電気を。そして音楽を奏でる
トヨタ ミライ、ホンダ クラリティ FUEL CELLの2台のFCEVとCJPT(Commercial Japan Partnership Technologies)」の小型FCトラックという3種のFCEV(燃料電池車)からライブで使用する電気を供給し、エンターテインメント業界でカーボンニュートラルに向けたアクションを起こす「H2 Energy Festival」。
まず、ミライから出力される電気をホンダ エキスポーター(可搬型外部給電器)で100Vの交流に変換し、ステージの音源電源に活用します。
ホンダ・クラリティ FUEL CELLは、ホンダ エキスポーターからHonda Mobile Power Pack e:(着脱式可搬バッテリー)をセットしたHonda Power Pod e:(着脱バッテリー式ポータブル電源)に充電し、ポータブル電源として使用しています。
またCJPTの小型FCトラックは、スタッフが電源として使用します。どの電気も水素と酸素から燃料電池によって作られる電気なのでCO2排出量は“ゼロ”。
昨年、知人の紹介で知り合ったアーティストのSUGIZOさんは、2017年よりLUNA SEAのライブでFCEVから給電し、ギターなどの楽器電源として活用しています。
私はそのサポートで、昨年からLUNA SEA、THE LAST ROCKSTARSなどSUGIZOさんが出演するライブの楽器電源を、愛車のミライも持ち込みながらサポートさせていただいています。
あくまで個人の感覚で何か数値化したものはないのですが、ギターの音色は特に高音の伸びがあり、音の輪郭がしっかりしているように聴こえます。ステージと電気を生むFCEVの距離が短ければ、ノイズの影響をあまり受けずにギターアンプに届くと思います。
一般的なライブでは、大きなディーゼル発電機を積んだトラックからの給電です。これも感覚的なものですが、ディーゼル発電は火が燃えるような荒々しい電気(電圧が振れたりノイズが入ったり)で、FCEVは水が湧き出てくるような落ち着いた電気(電圧が安定し、ノイズもほぼない)のようです。
もちろん、ホンダ エキスポーターの性能の良さも大きく関わっていると思います。
SUGIZOさんは、これからのエンターテインメントを考え、少しでも環境負荷を抑えた活動としてFCEVからの給電をおこなった際に、CO2を出さないだけでなく、音が良いと感じたそうです。以来、6年以上このスタイルをできるだけ実践しています。
アリーナ感覚で楽しめる魅力あふれるステージ
10月28日、29日には、THE RAMPAGEなどLDH所属アーティストによる鮮やかなパフォーマンスや氣志團の圧倒的迫力と観客も一緒に踊って盛り上がれる楽しさ満載のステージに、会場が大盛り上がり。
そしてMIYAVIのアグレッシブなギター演奏など、人気アーティストのライブをステージに近いアリーナ状態で楽しめて、とても貴重なフェスになっています。
MIYAVIさんは「こういった地球環境を考える大義あるステージに立てることがうれしい」と仰っていました。MIYAVIさんはすでにTHE LAST ROCKSTARSで水素からの給電による演奏をされているので、深い思いがあるのだと思います。
今度の3連休、11月3日~11月5日もすばらしいアーティストが登場予定なので、ぜひ事前にチケットを購入し、JMSでモビリティの未来を堪能する前後にライブの予定を入れることをお勧めします。
11月3日(金)はLittle Glee Monsterにyamaなど7組、11月4日(土)はmiwa、SCANDALなど6組、そして11月5日(日)はMONKEY MAJIKをはじめ5組のアーティストが出演します。
ミライやクラリティなどFCEVのモビリティから生み出す、CO2を出さない電気による音楽、この貴重な機会をぜひ体感し、盛り上がっていただきたいです。
【チケットはこちらから】
https://www.japan-mobility-show.com/organizer_program/stage/
写真:JAPAN MOBILITY SHOW 2023、寺田昌弘/文:寺田昌弘
ダカールラリー参戦をはじめアフリカ、北米、南米、欧州、アジア、オーストラリアと5大陸、50カ国以上をクルマで走り、クルマのある生活を現場で観てきたコラムニスト。愛車は2台のランドクルーザーに初代ミライを加え、FCEVに乗りながらモビリティーの未来を模索している。自身が日々、モビリティーを体感しながら思ったことを綴るコラム。
[GAZOO編集部]
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