光岡八幡宮や昔懐かしい町並みが残る唐津街道赤間宿へドライブ　福岡県宗像市

2018.11.12 12:00

宗像市光岡の「光岡八幡宮」は大きな楠が目印の静かな社。楠は樹齢500年を超える、周囲9.2m、高さ28.6mの大樹で、県の天然記念物。知る人ぞ知るパワースポットとして、近年人気が高まっている。師走が近づいたこの時期、新年への期待を込めてパワーチャージに訪れてはいかが？

近隣の赤間宿は、唐津街道の宿場町として栄え、白壁や格子窓がある古い日本家屋や辻行灯（つじあんどん）、辻井戸などが残る情緒あるエリア。創業200年余の古い酒蔵などが並び、にぎわっていた当時の名残が感じられる。出光興産創業者出光佐三（いでみつさぞう）氏の生家があることでも有名。

赤間宿から車を30分ほど走らせれば「道の駅むなかた」に到着。クロマツの並木が5㎞も続く「さつき松原」と隣接する、見晴らしのよいロケーションを誇る道の駅。玄界灘が育んだ新鮮な海産物や宗像の農産物を購入できるほか、レストランで味わえる漁師料理や農家料理も好評だ。

光岡八幡宮

大きな楠が目印の八幡宮。楠は宗像市の木に指定されており、昭和31年（1956）に県の天然記念物に指定された。

: 境内にどっしりと根を張る楠の大木。生命力を感じるむき出しになった木の根に、パワーをもらえそう！

唐津街道赤間宿

江戸時代、江戸に通じる街道のうちのひとつとして、参勤交代の際に藩主が通っていたという唐津街道。筑前21宿のひとつであり、宗像地方の物資の集積地として、明治の鉄道開通期まで宿場町として栄えた。

: あちらこちらで見かけるのは江戸時代風の辻行灯。

: 街道を通る旅人や馬の飲み水供給所であった辻井戸。

: 観光情報コーナーや展示室がある「街道の駅赤馬館」。出光佐三生家の近くにある。

道の駅むなかた

山海の恵みの宝庫、宗像ならではの食事処やおみやげものが充実した道の駅。施設内のレストランでは宗像の新鮮な魚介類を盛り込んだ漁師料理などを提供。

: 2018年春、宗像のおみやげを取り揃えた「宗像観光おみやげ館」がオープン。秋には芝生広場、ペットふれあい広場もオープンし「遊べる」道の駅となった。

: コンブやワカメなどの褐藻類に多く含まれる食物繊維フコイダンたっぷりの「大島アカモク」100g250円。そのまま食べても、汁椀に入れてもよい。

: 道の駅内にあるレストラン「おふくろ食堂はまゆう」の「玄海茶漬けセット」920円。玄海茶漬け、ごはん、赤だし、漬物がセットになった、新鮮な魚をごまだれで味わえる名物料理だ。

: 「鯛ブリイクラ丼」1300円は、新鮮なタイ、ブリ、イクラの3点を載せた豪華な丼。赤だし、漬物付き。

■光岡八幡宮
所在地：福岡県宗像市光岡949
TEL：0940-62-3811（宗像観光協会）
アクセス：九州自動車道若宮ICから車で約20分
駐車場：なし

■唐津街道赤間宿
所在地：福岡県宗像市赤間
TEL：0940-35-4128（街道の駅赤馬館）
アクセス：九州自動車道若宮ICから車で約15分
駐車場：あり

■道の駅むなかた
住所：福岡県宗像市江口1172
TEL：0940-62-2715
営業時間：9～17時（6～9月は8時30分～）/レストラン「おふくろ食堂はまゆう」11～16時（15時30分ラストオーダー）
定休日：第4月曜、8月15～17日、12月31～1月5日
アクセス：九州自動車道古賀ICおよび若宮ICから車で約30分
駐車場：あり
URL：http://www.michinoekimunakata.co.jp/

※記事内のデータは2018年10月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。