人気のアイスキャンドルの祭典！小さな炎がいくつもゆらめく幻想的な夜を見にいこう　北海道下川町

氷の中にろうそくの優しい光が灯るアイスキャンドル。北海道下川町では、2019年で45回目となる「しもかわアイスキャンドルミュージアム」が開催される。下川町は、アイスキャンドル発祥の地。厳しい寒さが訪れる下川町では、気温が下がった（氷点下16℃以下）寒い夜、水を張ったバケツを戸外に出しておくとひと晩で中心部を除いて水が凍るという。この氷をバケツから出し、中心の空洞部分にろうそくを入れればアイスキャンドルのできあがり。ろうそくに火を灯しても、外気温が低いので氷はすぐには溶けず数日はもつという。極寒の下川の夜をあたたかく照らしてくれるキャンドルミュージアムへ、ぜひ出かけてみよう。

積雪の多い下川町は、スキージャンプの有名選手を何人も輩出。街なかには無料のミニスキー場「下川スキー場」があり、かつて選手たちが練習を重ねていたというジャンプ台も併設されている。スキー場は小さいので上から滑走してもすぐ下に着いてしまうが、スキーロープリフトでまたすぐ上ることができる。ジャンプの練習をしてみるのもいいかも?!

お腹がすいたら、キャンドルミュージアムの各会場からすぐの「Shop cafe 美花夢（びかーむ）」へ。町から離れた丘の上にある自社牧場の絞りたて牛乳を使ったチーズや、無農薬野菜を使ったランチなど、体に優しい料理を提供。下川産小麦ハルユタカを使った天然酵母パンや季節のスイーツが人気だ。

冬になると家の前にアイスキャンドルがいくつも並ぶという下川町で毎年2月に行われるイベント。街なかに設けられた会場は3カ所。メインステージがあり、飲食売店が並ぶフェスティバル会場（にぎわいの広場）、アイスキャンドルの幻想的な雰囲気を楽しめるパーク会場（安原公園）、それに音楽演奏などが行われるスクエア会場（まちおこしセンターコモレビ）だ。

下川町内にある小さなスキー場。3台のスキージャンプ台があり、かつては葛西紀明選手や岡部孝信選手もここで練習していたという。

天然酵母のパンやケーキ、焼き菓子のほか、麺類やラザニア、グラタンなどの食事も楽しめる。町の中心から離れた自然豊かな丘陵地帯に工房と牧場がある。

■第45回しもかわアイスキャンドルミュージアム
開催日：2019年2月15日（金）～17日（日）
開催時間：2月15日（金）18～20時、16日（土）17～20時、17日（日）10時30分～20時
開催場所：北海道上川郡下川町共栄町周辺
【フェスティバル会場】にぎわいの広場（北海道上川郡下川町共栄町6）
【パーク会場】安原公園（北海道上川郡下川町幸町）
【スクエア会場】まちおこしセンターコモテレビ（北海道上川郡下川町共栄町1-1）
TEL：01655-4-2718（NPO法人しもかわ観光協会）
アクセス：道央自動車道士別剣淵ICから車で約60分
駐車場：あり

■下川町スキー場
住所：北海道上川郡下川町南町444-2
電話：01655-4-3914（期間中/スキー管理室）、01655-4-2072（期間外/下川環境サービス事業協同組合）
営業期間：2018年12月～2019年3月
営業時間：10～21時
料金：無料
アクセス：道央自動車道士別剣淵ICから車で約60分
駐車場：あり

■Shop cafe 美花夢
住所：北海道上川郡下川町幸町125
TEL：01655-4-2756
営業時間：11～19時（金～日曜は～20時）
定休日：火曜
アクセス：道央自動車道士別剣淵ICから車で約60分
駐車場：あり
URL：http://www.be-calm-s.com/shopcafe.html

※記事内のデータは2019年1月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。