フォトスポットとして大人気！ススキが揺れる生石高原へドライブ　和歌山県有田川町

有田川町の生石高原（おいしこうげん）は、360度のパノラマが広がる人気のビュースポット。ススキの名所として知られ、10～11月になると一面のススキ野原が銀色に染まり、県内はもちろん遠方からも多くの観光客が訪れる。秋の風を受けて一斉に揺れるススキの穂が陽を浴びて光る光景は圧巻だ。高原にある火上岩（ひあげいわ）も、撮影スポットとして人気急上昇中(トップ画像)。岩の先端まで行けるが柵などはないので、落ちないように注意。自撮りは危険なので写真は同行者に撮ってもらおう。

同じくフォトスポットとして注目されている「蔵王橋」は、生石高原から車で約15分。エメラルド色の水面とのコントラストが鮮やかな赤い吊橋は、町名の由来ともなった有田川に建設された二川ダムに架かる。足下には遥か下の水面が見え、歩くのもおっかなびっくり。現在は車両の通行は禁止だが、昔はここを自動車が通行していたというから驚きだ。海外の有名な俳優もお忍びで訪れたことがあるという注目の吊り橋を、気をつけながら渡ってみよう。

帰りは、読書の秋にちなんだドライブ休憩におすすめのスポットでひと休みしよう。蔵王橋から車で約35分の「有田川町地域交流センター ALEC(アレック)」は、一般書とコミック合わせて蔵書数約8万冊を誇る町で一番大きな図書館施設。ライブラリーのほかオープンテラス、公園などがあり、館内にあるカフェでは図書館の本を読みながらお茶や食事を楽しめる。約4万冊あるコミックも手続きなしで読み放題。独特で面白いウォークスルーの自動貸し出しシステムや自動返却ポストも見ていこう。

秋の行楽シーズン、車でフォトスポットをめぐるドライブに出かけよう。

生石ヶ峰山頂付近に広がる標高約870mの高原。関西でも屈指のススキの名所でキャンプ場もあり、キャンプやピクニックを楽しむ人でにぎわう。春に行われる山焼きで雑木が減り、視界が開けてよりススキが映える。

有田一帯の水源である二川ダムに架かる、全長約160mの吊り橋。

有田川町にある4つの図書館のうちで最も大きな施設。一般書、漫画ともに約4万冊を収蔵。カフェやオープンテラス、公園があり、ライブラリーとしてはもちろん、地域交流の場としても機能している。

■生石高原
住所：和歌山県有田郡有田川町生石
TEL：0737-52-2111（有田川町役場商工観光課）
アクセス：阪和自動車道有田IC・有田南ICから車で約45分
駐車場：あり

■蔵王橋
住所：和歌山県有田郡有田川町楠本
TEL：0737-52-2111（有田川町役場商工観光課）
アクセス：阪和自動車道有田IC・有田南ICから車で約40分
駐車場：あり

■有田川町地域交流センター ALEC
住所：和歌山県有田郡有田川町下津野704
TEL：0737-52-4730
開館時間：10～19時（火～金曜）、10～17時（土・日曜、祝日および振替休日）
休館日：月曜（祝日の場合翌日）、年末年始
アクセス：阪和自動車道有田ICから車で約5分
駐車場：あり
URL：https://www.town.aridagawa.lg.jp/aridagawalibrary/
◇オレンジカフェ（有田川町地域交流センター ALEC内）
TEL：0737-52-8414
営業時間：10～19時（火～金曜）、10～17時（土・日曜、祝日） 
定休日：月曜（祝日の場合は翌日）
URL：https://www.orange-life.co.jp/orangecafe/

※記事内のデータは2020年10月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[ガズー編集部]