ベタ踏み坂は東京にもあった!~東京ゲートブリッジ~
テレビCMに登場しあまりの急勾配で話題になった、島根県と鳥取県の間にかかる江島(えしま)大橋。通称「ベタ踏み坂」とも呼ばれ、その知名度は全国レベルだ。
▼急勾配の「ベタ踏み坂」はココ!江島大橋へドライブ 鳥取県境港市~島根県松江市
(https://gazoo.com/drive/spot/170417.html)
そんなベタ踏み坂が実は東京にもあった。2012年に完成した東京ゲートブリッジがそれだ。
全長2,618mの別名「恐竜橋」
東京ゲートブリッジは江東区若洲と中央防波堤外側埋立地にかかる橋で、東京港臨海道路の一部として2012年2月に開通した。羽田空港に近いことによる高さの制限と、東京港の主要航路の上にかかることから桁下高さの制限を受けており、十分な強度を確保するため三角形を組み合わせた「トラス構造」が採用されている。水面からトラス最上部までの高さは87.8m。なんと25階建てのビルの高さに相当する。このトラス部分が、向かい合う恐竜のように見えることから、「恐竜橋」と呼ばれることもあるという。
- 確かに2匹の恐竜が向かい合っているように見えなくもない
橋の上を歩いて渡れる絶景スポット
東京ゲートブリッジは通行料がかからない一般道路だが、自転車や原付は通行できない。が、片側に歩道が設けられており橋の上を歩くことが可能だ。若洲側にある昇降施設から橋上の歩道部に昇ることができ、対岸に渡ることができる。ただし対岸の昇降施設は一般に開放していないため、若洲側に戻ることが必要。ちなみに自転車は歩道への乗り入れも禁止だ。
- 若洲海浜公園にある昇降施設。入場は無料。
- 橋の上からの風景。歩道は北側(東京側)にあり、はるか向こうに東京スカイツリーも見える。
毎月変わるライトアップ。夜景の名所でもある
東京ゲートブリッジは日没から24時まで毎日ライトアップされており夜景の名所としても知られている。ライトアップのうちライン照明は月ごとに変わり、毎時0分には連続照明に動きがある。次のように月ごとのメインカラーが決まっているほか、国民の祝日やその他の記念日などには特別ライトアップも実施される。
1月 白金色 2月 真珠色 3月 若草色 4月 新緑色
5月 青葉色 6月 水色 7月 海色 8月 空色
9月 桔梗色 10月 秋草色 11月 紅葉色 12月 緋色
拠点はここ。江東区立若洲公園
東京ゲートブリッジを眺めるなら江東区立若洲公園へ。昇降施設は公園からすぐ。
- バーベキュー施設を備えた若洲公園。
- 橋のたもとの海釣り施設は多くの釣り人で賑わっている。
江東区立若洲公園駐車場
住所:東京都江東区若洲3-2-1
TEL:03-5569-6701
アクセス:首都高速湾岸線新木場ICから車で約15分
営業時間:24時間
定休日:無休
駐車場:あり(約490台、普通車1回500円)
昇降施設
TEL:03-5463-0223(東京港管理事務所港湾道路管理課)
アクセス:江東区立若洲公園駐車場からすぐ
歩道開放時間:10~17時(最終入場16時30分)。7~9月の金・土曜は10~20時(最終入場19時30分)
定休日:第3火曜、12月の第1火曜(祝日の場合はその翌日) ※荒天時は利用が制限される場合もあり
料金:無料
※記事内のデータは2019年5月現在のものです。
[ガズー編集部]
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